中国語通訳 後藤ゆかりです。
一昨日、昨日と二日にわたりウイグル料理をご紹介しましたが、そもそもウイグルってどこ?って方もいらっしゃるかも?
なので、本日は新疆ウイグル自治区についてザックリとご紹介しますね。
新疆ウイグル自治区は中国最西部に位置する自治区で、新疆(しんきょう)とは「イスラム教徒の住む新しい領土」という意味なのだそうです。
地理的にはカザフスタンやキルギスタン、モンゴルなどと接しており、面積は日本の4倍以上、中国最大の166万㎢。
って、言われても広大過ぎて想像もつきませんが・・・(笑)
でも、「タクラマカン砂漠」は聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
新疆ウイグル自治区の中で比較的人口比率の高い民族は、ウイグル族が45%(2000年現在約830万人)、カザフ族が7%、回族が5%だそうです。
因みに回族とは「漢語を話すイスラム教民族」を指します。
ウイグル族はトルコ系なので、私たちが一般的にイメージする中国人とは容姿のかなり異なる人が多く、どちらかと言うと、トルコ人っぽい。
そして言語もウイグル語の方が得意という人も・・・
以前、日本の大学に留学しているウイグル族の人二人と話す機会がありました。
その時、一人とは中国の標準語である普通話ですんなり会話ができたのに、もう一人は普通話がすごくぎこちなく、むしろ私の方が上手いくらい(笑)
どうして差があるのか聞いたところ、学校で普通話とウイグル語、どちらを学ぶか選択できるのだとか。
それで普通話を選んだ人とウイグル語を選んだ人とでは、普通話の能力に差が出るのですね。
そういえばウイグル語を選んだ人は、パソコンの文字もウイグル語でチンプンカンプンだったことを思い出しました。
一言で中国人って言っても、その約9割を占める漢民族の他に、何と55もの少数民族があるのですから、容姿や文化、言語が違って当たり前ですね。