◆この場合、開業費の償却をしたほうがいいですか?


川´・_・`リ 「あのー、先生」←アシスタントのサキ

税理士の福島「はい、なんでしょう?」

サキ「レシートの整理をしていたら、机の上が足りなくなりました」

福島「すごいですねー」

サキ「飲食店さんのレシート4ヶ月分で、この量ですからね」

福島「1年分とかあったら、この3倍ですよ」

サキ「広げるのが怖くなったら、コチラまで!」

福島「では、机に背を向けて(笑)今日の質問を読んでください」

サキ「はい。」



開業費について質問です。

12/1付けで開業届と青色申告の届を提出しております。

私は非常勤の仕事で、200万円ほどの給料をもらっています。


今回、事業収入はゼロ円で開業費が35万円あります。

一般的には収入ゼロですと35万円は繰り延べすると思います。

私の場合、給与収入がありますので、繰り延べの意味がないのではないか?と思われるのですが…

節税対策でベターなやり方を教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。


メルマガ読者さんからの質問です。



福島「これは、どっちがいいとは一概に言えません」

サキ「どういうことですか?」


福島「まず、開業費を今年償却した場合(経費にした場合)を考えましょう」

サキ「事業は、マイナス35万円ですね」

福島「給与と事業が相殺されるので、トータルの税金が安くなります」

サキ「これはシンプルですね」


福島「一方、開業費を来年に持ち越した場合はどうでしょう?」

サキ「今年は、給料分の税金がかかりますね」

福島「来年はどうですか?」

サキ「事業の利益とか給与の金額によって変わりますね」

福島「そこがポイントです」

サキ「どういうことですか?」


福島「来年、事業の利益が500万円とかでるなら、来年に繰り越したほうが得です」

サキ「そうか。単純な時期の問題じゃなくなるんですね」

福島「所得税は、所得(利益)が多くなるほど、税率もあがりますからね」

サキ「所得が2倍だと税金が3倍とかもありうるんですね」

福島「そうです。だから、所得が上がるまで、開業費の償却を持ち越すという作戦もあります」




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