(前回のつづき)

福島「それでは前回の続きをお話ししましょう」

川´・_・`リ←アシスタントのサキ「質問をもう一度確認します。」


質問:
私は4月に岡山から神奈川に引っ越してきました。

3月までは岡山で会社員、4月からは神奈川で自営業です。

先週、岡山から住民税の請求書が送られてきました。

住民税は給料から引かれていたはずなのに、どうしてですか?


(注)住民税とは、都道府県・市区町村から請求のくる税金のことです。

市県民税、区民税など地域によって様々な名称がありますが、ここでは「住民税」に統一します。


この質問には、2つのポイントがあります。

1 住民税はいつ課税されるか?

2 住民税はだれが課税するか?

今回は2についてお話しします。


福島「サキちゃんだったら、この例ではどうやって課税する?」

サキ「1~3月は岡山、4~12月は神奈川に住んでるのならば、3:9で岡山、神奈川ですか?」

福島「そう考えたくなるよね。でも面倒でしょ?」

サキ「面倒と言われれば面倒ですね」

福島「そこで、『だれが課税するか』はすごくシンプルにしているんです」

サキ「といいますと?」


福島「2010年1月1日に住所のあった自治体が、2010年6月に請求書を送るんです」

川´・_・`リ「???? シンプルといえばシンプルですけど…」

福島「つまりね。2010年1月2日以降に引っ越ししても、課税する自治体は変わらないんです」

サキ「そうか、だから今回の質問のようなことが起こるんですね」

福島「そうです。1月1日には岡山に住んでいるから、今は神奈川に住んでいても、岡山から請求されるんです」