川´・_・`リ「失礼します」←アシスタントのサキ
福島「いらっしゃーい!」
サキ「あのー。文字では分からないモノマネはリアクションに困るんですけど…」
福島「まあまあ、細かいことは置いといて、質問を読んで下さい。」
川´・_・`リ「はい… (テキトーな先生だな)」


私は個人事業をやっています。
この度妻がパートをはじめました。
これまでは妻は収入がなかったので、何も考えずに扶養にいれていましたが、
パートをはじめた場合はどうなるのでしょうか?


サキ「先生。扶養に入る条件ってなんですか?」
福島「サキちゃん、よく年収103万円って言葉を聞かない?」
サキ「私3月で高校出たばかりなんですけど、高校生はそんな話してないです」
福島「そりゃそうだね」


福島「では、まずは条文通りに話しましょう。」
福島「扶養の要件は、合計所得金額が38万円以下であることです
サキ「合計所得金額???」
福島「要は、所得の合計だね」
サキ「そのまんまですね。」


福島「じゃあ、所得ってなんだか分かる?
川´・_・`リ「「え?所得ですか? えーと、あのー、そのー」
福島「一言で言えば、『もうけ』だよ
サキ「はあ。」


福島「事業のもうけは、割とイメージしやすいよね」
サキ「はい。売上から経費を引いた金額ですね」

福島「その通り。では給料の場合は?」
サキ「給料に経費はないから、もらった金額が儲けですか?」
福島「違うんですね-。実は給料の場合は、経費を計算する式があるんです。」
サキ「計算で経費を求めるんですか?」
福島「そうです。計算式は次の表を見て下さいね」
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サキ「最低65万円なんですね
福島「そう。でも赤字にはできないからね」
サキ「赤字にできない?」
福島「例えば、年収50万円の人は50-65=マイナス15万だよね」
サキ「でも、それはマイナス15万ではなくてゼロになるってこと?」
福島「そうです。」

福島「それでは、最初の103万円ってのを考えてみましょう」
サキ「はい」
福島「年収103万円の人の儲けはいくら?」
サキ「えーっと、103万-最低65万円=38万ですか?」
福島「その通り。さて、38万円ってのは何の金額だっけ?」
サキ「あ、扶養の要件は、合計所得金額が38万円以下ですね!!」
福島「正解!つまり、年収103万円以下なら、扶養に入れるのです


川´・_・`リ「あのー、チョー基本な質問ですみませんが…」
福島「なんでしょう?」
サキ「扶養に入ると何かいいことがあるんですか?
福島「あります。扶養控除というのが受けられるんです」
サキ「扶養控除?」
福島「厳密に言えば、今回の質問は夫婦なので「配偶者控除」ですね。」
サキ「扶養控除と配偶者控除は一緒ですか?」
福島「計算は一緒です。配偶者かそれ以外の家族かの違いです」

福島「これらの控除というのは、個人事業の利益から税金を計算する前に」
福島「特別控除という感覚でマイナスできるのです」
サキ「じゃあ、奥さんが扶養にはいるとだんなさんの税金が安くなるんですか?」
福島「そうだね。この場合、38万円の控除が受けられるんだ

サキ「そうなんだ。じゃああたしも結婚したら給料を103万円以内にしないと」
福島「おいおい、結婚したらうちでフルタイムで働いてくれないの?」
川´・_・`リ「あ、給料減るのいやだ~」


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