ライターの岡田淑永です。
ネットでの誹謗中傷は、逮捕されることがあります。
今回は有名なYahoo!知恵袋での事件を紹介します。
Yahoo!知恵袋、皆さん使ったことありますか?
知恵袋とは、2016年8月時点で、質問と回答の総数が5億件。登録ID数が3300万人。国内最大のQ&Aサイトです。
さて、今回はYahoo!知恵袋で炎上や逮捕された事例4件を紹介します。大学入試の事件は世間を賑わせた有名な事件ですよね。
1.爆弾予告掲載で男子高校生逮捕
Yahoo!知恵袋に「さいたま市と入間市、秩父市の市立中学校三校に対して十三人が死にます。さいたま市、入間市、秩父市の校地内に爆弾があります。覚悟しておいてください。」と書き込み、学校の業務を妨害した。
そこで、プロバイダーに送信されたメールアドレスから男子高校生を割り出し、
狭山署は十一日、威力業務妨害容疑で、入間市の県立高校一年男子生徒(16)を逮捕した。男子生徒は、以前ネット上に爆弾予告が掲載されている掲示板をみて、自分も同じようにやって周りの反応を見たかったと供述した。
2.大学入試問題 Yahoo!知恵袋投稿事件
同志社大学、京都大学、立教大学、早稲田大学の入試問題の一部が試験時間中に、Yahoo!知恵袋に投稿され、誰かが回答していることが解った事件。
Yahoo!知恵袋の名前を一気に広めた事件である。
3.Yahoo!知恵袋で「やらせ代行業」
Yahoo!知恵袋で企業・店舗の宣伝や書き込みを代理で請け負うことを提案する営業資料が流出した。
提案書を書いたのは、SEO(検索エンジン最適化)やサイト制作、ウエブ集客サービスを手掛けるJ-Payment。
パワーポイントで10ページある提案書の中身は、
知恵袋で、お客様の商材を薦められるような質問を探す→
本文にさりげなくURLやキーワードを入れる。→
Yahoo!知恵袋から多くのユーザーに訪問されるので、認知度・問い合わせ数、成約数アップ。
提案書にはさらに、「知恵袋では宣伝目的(商用)の投稿はNGで削除される可能性があるため、1個のアカウントでいつも同じ商品を宣伝しないようにアカウントを分散する」「同じIPからの投稿もヤフーから商用目的と目を付けられる恐れがあるのでIPも分散」と、ヤフーの監視の目をかいくぐって欺く方法を、ご丁寧にアピールしていた。
4.逗子ストーカー殺人事件の容疑者がYahoo!知恵袋で情報収集していた?
神奈川県逗子市で起きたストーカーによる女性殺害事件で、アパートで女性を殺害した容疑者が、Yahoo!知恵袋に質問、投稿し殺害前に女性を殺害するために情報収集していたことがわかりました。
容疑者は、女性の以前の交際相手で、交際が終わった後も、忘れられずメールを送り続けていましたが、女性が結婚・転居したことでやがてエスカレートし、1日80通~100通のメールを送るようになしました。
その中に「殺す」という文字があったため、神奈川県警逗子署は容疑者を脅迫容疑で逮捕。しかし逮捕状を読み上げるときに、被害者女性の住所や結婚後の名字を読み上げてしまったのが問題だったのです。容疑者は逮捕時に聞いた情報を元にYahoo!知恵袋で質問を開始。3つのIDを使い、下記のような質問を繰り返していました。
「一方的に破棄された場合、相手に対して損害賠償などは請求できないのでしょうか?」
「写真をコピーしたのですが写真のジオタグが読み取れません。無料アプリで写真のジオタグを読み取れるものがあれば教えてください。」「殺人事件を犯した犯人が、逮捕される前に自殺してしまった場合、その後の事件の処理はどうなるのですか?」
「逗子市に在住の方に質問です。小坪六丁目にあるお寺は何というお寺ですか?」「包丁って東急ハンズみたいなホームセンターに行けば売っていますか?」
など170以上の事件を意識した質問が確認されました。
インターネット上での誹謗中傷事件は年々増加しています。
Yahoo!知恵袋は匿名である故皆さん好きなことを書くのかもしれません。匿名であろうとなかろうと、人としてのネットのマナーはきっちり守っていきたいですね。