去年、母と父がハワイに来た時からあまりに急速に衰えた父を見て驚いた私
去年末からは色々な病院で検査して血圧が右と左で違いすぎる事や血管の細さなど異例の症状である事が分かり偉い先生方が集まり手術をしたのが今年2月の事になります
手術は先生に言わせると成功したそうで、まだまだ寒い日が続く中思うように手足が動かない事に気ばかりが焦る父。
頑固で亭主関白で口を開けば怒鳴る口調の父がすっかり気弱になったようで。
一週間に一度は母に電話をかけているのですが
「もうすっかり気落ちしてて、昔の勢いはないわ。少しは人の気持ちが分かるようになったみたいよ。」と。
父には趣味もなく友達も一人もおらず誰も話す相手がいないので無理矢理受話器を変わる母
「もうハワイに行って帰ったくらい入院と薬代に使った。」と父。
土地も家も親から譲り受け何のお金の苦労も知らずにきた父。
ですが、そんな言葉を聞いて長女である私が何もしないわけはなく。
今回の帰国の時に娘ちゃんを見送りに空港に来た母と父、その時に父にお見舞金と手紙を渡しました

手紙には私にしては少々キツい事
(生きてる間にお母さんにありがとうという言葉を出来るだけ伝えてほしい。)
(言葉にしなければ分からない事も沢山ある。)
(夫婦で仲がいいのが一番大事な事だから。)など。
後、何よりも娘ちゃんにとってお祖父ちゃんを身近に感じられるのはお父さんだけだから孫のために長生きしてほしいと書きました
後で母から電話があり
「お父さんが感動してよっぽど嬉しかったみたいよ。」と。
私にしてみたらそれほどの事をしたつもりはないのですが。
「わしは皆の嫌われ者やから。」
「母ちゃん以外誰もわしの心配なんかしてくれん。」と言っている父にとっては心に響いたようです。
今まで父が家族にして来た事、それを考えるとこうして歳を取って病気になったからと言って皆の態度が変わる事はありません



私は自分に後悔をしたくないので長女として娘を持つ母親として今出来る事を少しだけ形にしただけ。
両親は私の反面教師です。
もちろんいい部分もありますが私は反面教師として学ぶ事でずいぶんと成長出来たと思っています。
母が、子供が病気になっても一度も心配する事すらなかった父。
自分の両親の世話も全て母に任せっきりだった父。
今とても孤独だと思います。
父に気づきはあるのだろうか。
。。もしかしたらないのかもしれません。
でもそれはそれでもう私にはどうでもいい事。
ただただ後何年生きるのか分かりませんが、少しでも優しい言葉を使い相手を労い母と仲良く生活してくれればと思います。