米沢城の南の堀の向かい。

 

そこには上杉家の旧本邸が残されています。

 

◆上杉伯爵邸◆

(国登録有形文化財)

 

明治29年(1896)、14代上杉茂憲が米沢城の二の丸跡に本邸を建築します。

 

当初の本邸は米沢大火で焼失してしまい、現在の建物は大正14年(1925)の再建。

 

設計は慶大図書館や旧札幌農学校図書館などを手掛けた中條精一郎。

 

"鶴鳴館"とも称され、皇族の御宿泊所にもなりました。

 

 

ところで、伯爵は明治時代の華族制度の階級で、公爵に次ぐ爵位。

 

公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の5つから成り、武家では徳川・島津・毛利が公爵で、侯爵は15万石以上、伯爵は5万石以上の大名に与えられました。

 

 

窓の造りが堪らない。

 

大正期の建築らしい和の様式美。

 

 

裏側も拝見。

 

 

窓の配置が面白い。

 

現在、伯爵邸は食事処として活用されています。

 

*コロナ禍で現在完全予約制の模様

 

庭に面した大広間に案内されました。

 

 

食事を待つ間、少し館内散策。

 

 

板張りの廊下に全面ガラス扉…この奥行き感が良い。

 

大正ロマンな照明に惚れ惚れ。

 

 

奥の二の間は4名以上の個室といった感じ。

 

 

釘隠しには上杉家の家紋。

 

 

枯山水の坪庭。

 

 

席に戻ると、丁度配膳。

 

米沢牛ヒレステーキ御膳(100g)

 

小鉢は米沢牛の時雨煮や山菜と漬物。

 

ステーキは塩胡椒・山葵醤油・おろしポン酢の3種をお好みで。

 

 

ヒレステーキは安定の美味しさ。

 

良い肉は塩が一番。

 

ご飯ONにはポン酢でさっぱり。

 

 

大広間前の美しき庭園。

 

 

池の蓮が見頃。

 

 

門から延々と続く塀。

 

 

3回目の米沢でやっと中に入れた伯爵邸。

 

上杉家の栄華を垣間見るランチタイムでした。

 

続く。