高次脳機能障害 高齢者とコーチング | 人と組織のアドバイザー宮本敦子のBLOG

連休が終わるのを待ちかねたように


今朝は雨が降りましたね。


今、ニュースのアンカーで「高次脳機能障害」をやっています。


脳に受けた障害のため、記憶が出来なくなったり


感情のコントロールが出来なくなったり。


見た目が変わらない分、周りには理解できません。


一口で「高次脳機能障害」といっても


様々な症状があり、症状の組み合わせは人さまざまです。


人によっては、他人とのコミニュケーションが難しく


社会で生活することが困難な人も多いのです。


父の場合は、通常はむしろ社会性が高く


日常のコミニュケーションは問題ありません。


でもそれに安心していて、とんでもないことが


起こったし・・。


家族として、どんな症状が父に現れているのかを


把握し、周りに対処していくことが大切だと


「高次脳機能障害」の診断を求めて


色々な病院に打診しました。


ですが、まだ対応できる病院は少なく


これから社会でまだ生きて行かないといけない人


が優先でした。


その区分けは、障害者保険か介護保険か


の分かれ目の年齢。


介護保険の年齢になると、脳血管障害による認知症


の専門で見てもらってくださいと言われました。


認知症との違いは、自分の障害を理解していること。


ゆるやかに色々なことを忘れていくのではなく


少し前の記憶がなくなる・・ことを本人が自覚しているということです。


もちろん対応の仕方も違います。


記憶障害は、それぞれの得意とするやりかたで


必要な記憶を補う訓練をすれば、補うことが出来ます。


自発性ややる気といったものは、


本人のできたことを認めていく


自分の必要性を小さなことでいいから見つけ、自信を育てる


ことで改善されていきます。


失われた脳は戻らないけれど


代替えの機能や感情は、やりかた次第で


全てではないし、人によって様々だけれど


取り戻すことができるのです。


それは、若い人も高齢者も同じ。


助かった命をただ永らえるのではなく


人としての尊厳を持って生きていくためにやることは同じです。


父を大阪の施設に呼び、過ごした3か月。


何が出来て何が出来ないのか


何が不安で、彼のモチベーションを上げるものは何か


をとにかく観察し、対応をしてきました。


そしてその効果を少しづつ感じることが出来ています。


コーチングを学んでいてよかったと心から思いました(笑)


感情をしっかり出すようになったり


自分の主張を通そうと知恵を張り巡らせたり


といった扱いにくくなったところもありますが(笑)


父の症状を診断によって可視化できれていれば


もっと早く適切な方法にたどり着けたし


余分なパワーを使わなくてすんだのにと思います。


大阪では、「高次脳機能障害のグループホーム」が出来たとのこと。


ぜひ、高齢者にも必要な診断を


早い時期にできる仕組みを作ってほしいです。


治療まで手がまわらなくても


そしてその結果を病院や高齢者施設やヘルパーさんと


共有し早いうちに適切な働きかけをしていけば


脳の代替え機能の働きの精度は


より高まるはずです・・。


今「認知症」の勉強会は盛んに行われていますが


「高次脳機能障害」と「接し方」についての勉強会も


専門家の方と協力し、理解を広めていく・・


今後はそんなこともやっていければいいなと思っています。



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