ここに二通の手紙があります。
私の教え子と、彼女のお母様が書かれたお手紙。
ブログでも何度か紹介させていただきましたが、彼女の故郷は宮城です。
何か役に立ちたいと思い、4月に私が企画したイベントの収益を、ささやかながら彼女に預けていました。
お礼の手紙が届いたので、教え子の手紙の一部を抜粋させていただきます。
3月11日 東日本大震災が起きてから、志波先生からメールが届きました。
テレビの前で毎日不安で落ち着かずにいました。そのメールを何度も読み返しては先生に感謝し、泣きました。
先生からの義援金を受け取ってから8月に宮城に帰るまで、どう活用すればいいのか日々考えましたが、答えが出ないまま故郷へ帰省しました。
まさに、言葉が出ませんでした。
初めて見た仮設住宅、学校の避難所、住宅地だったのに何もない場所、信じられないほどの瓦礫の山、今もまだ動かない信号・・・
これが現実なのか・・・。受けとめるのは、簡単ではありませんでした。
ある友人が、避難所には物資が溢れているから、その義援金はあなたの身内で困っている人に寄付したら?と言ってくれました。
はじめは、自分の身内だけに活用するのはどうなんだろうと思っていたけれど、シンプルに答えを見つけられたような気がします。
津波で、家も思い出も全て失った、親戚のおじいちゃんおばあちゃん。
仮設住宅で久しぶりに会い、涙が止まりませんでした。
そして、私は決めました。
このおじいちゃんおばあちゃんに、志波先生からもらった義援金を渡そうって。
本当に感謝してくれて、おじいちゃん、おばあちゃん、母と私と、四人で号泣しました。
津波で親を失った友達が「人生楽しく生きよう!」と、笑顔で言っていました。
たくさんの人が多くのものを失ったけれど、みんな前を向いて前進していました。
人間て強いなと感じました。
生きてこそ笑顔でいよう!そう気付かされた気がします。
志波先生、本当に本当にありがとうございました。
私こそ、彼女と出会っていなかったら、こんなに直接的な関わりは持てなかったはずです。
一日も早い復興と、たくさんの笑顔が溢れますことを、心より願っています。
今日は、長々とお読みいただき、ありがとうございました。
