「匂いの人類学」
昨年の年末から、少しずつ読み進めています![]()
内容が難しすぎて、読むのに気合いがいります![]()
今日読んだ「ショッピングモールのゾンビ」の章は、とても興味深かったです。
匂いのマーケティング戦略ということで、世界中の人々や企業が匂いの力を認識しつつある、というマーケティング業界の神童がいます。
高級シャツメーカーが、洗いたてのリンネルの香りを漂わせたり、ハーシーの直売店がチョコレートの香りを充満させたり、子供用の家具売り場を風船ガムの香りで満たしたりもしてるそうです。
小売りの環境をより魅力的にすることで、販売、顧客満足、ブランドイメージの向上を狙っているですね。
嗅覚と脳は密接に関連していて、香りが心身にシフトすることは、日ごろアロマセラピーを通じて体験していますが、この本には、香りが人々の心理や行動に本当に影響するのか調べるための面白い実験結果が書かれていました。
ショッピングモールを、無臭の区域と、心地よい香りの漂う地域に分けて、仕掛け人が買い物客に近づいて、うっかりペンを落としたり、両替を頼んだりして、買い物客が手助けしてくれるか割合を調べたところ、香りのする区域の客の方が明らかに高かったということです。
良い香り=良い気分=売り上げ増
と分析していましたが、香りの種類やBGMとの調和など、奥が深いです。
マーケティング戦略としては、日本でもホテルや飛行機のファーストクラスなどをはじめとして、どんどん導入されているようです。
私自身は、医療や福祉現場、教育現場などにうまく取り入れて、サポートする側、される側がもっと快適に過ごせるようになればいいなと思っています。
そういう視点でも、もっともっと勉強していきたいと思います。

