このコンテンツでは、周りの人も自分も幸せな気持ちになれる「心のマナー」についてお伝えしていきます。
いくつになっても内面から輝く女性でいるために、今すぐ出来るちいさな事。一緒に見つけませんか?
-----------------------------------------------------------------


マナーの中で「言葉」は重要なポイントです。一般的に言われる言葉のマナーは、丁寧語・敬語・謙譲語など日本語の知識とされるものです。私が注目したいのは、もっと身近な言葉。会話の中でふと出てくるような言葉にこそ、人付き合いの中でのマナー(思いやり)で大切になってくると思うのです。

今回取り上げたいのは「悪気はないんだけど」という言葉。
本当に良く耳にします。

年配の方がお友達であろう相手に向かって「最近太ったんじゃない?顎回りなんかこってりお肉がついたみたいよ」などと言いながら爆笑しています。当然相手は顔色を変え始めていますが、そこですかさず「あら!ごめんなさいね~。私、田舎者だから思ったことすぐ言っちゃって。悪気はないから許してね!」

またある時、娘の学校で。女の子達が一人の子を呼んでおいて、近寄ってくるとキャハハと笑いながら逃げていきました。呼ばれた女の子は悲しげにたたずんでいます。聞くと、いつもそうされるのだとか。私が逃げた女の子達に注意をすると、平然とした顔で「悪気はないんだけど。遊びだよ、遊び。ね~?」と仲間同士、笑顔で言い合うのです。

ここで断言したいのは、
「悪気があるかないかを決めるのは相手である」ということ。

相手がムッとしたり、悲しくなったり、寂しくなったりしたら、自分の言動に「悪気があった」ことになってしまうのです。
誰かを弁護するときの「彼女も悪気はないんだけどね」という言葉はいいのですが、自分を弁護するときには使いたくない言葉です。謝るときには潔く「嫌な気持ちにさせてごめんなさい」と言いたいものです。
大人の言葉をマネした子ども達の中で「悪気はないんだけど」の言葉に隠れながら、いじめが増殖していくのは何としても防ぎたいですね。


written by のりのり