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今月のテーマは「泣ける絵本」!

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ぼくがおっぱいをきらいなわけ (絵本のぼうけん)/礒 みゆき
BlogMagazine-SoL -『ソル』-ママ&ワイフを楽しむおんなたち-ぼくがおっぱいをきらいなわけ
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この世に女の人のおっぱいがキライな男なんて果たしているのだろうか。わたしの知る限り、男はみ~んなおっぱいが大好きなはずだ。ゲイは別か?

とりあえず「ぼく」のその「わけ」を聞いてみよう。


最近、「ぼく」のうちに赤ちゃんが生まれたそうな。おいしそうにお母さんのおっぱいに吸い付いている赤ちゃんを見て、ちょっぴりジェラシーを感じる幼い「ぼく」。でも、「ぼく」はもう赤ちゃんじゃないんだ!と自分に言い聞かせるようにけなげにガンバル「ぼく」。


でも、ある日、「ごんっ」とタンスの角に頭をぶつけて……お母さんに優しく抱っこされて……「やわらかくて、あったかくていいにおい」なお母さんのおっぱいに触れて、思わず「ワ~ン」と泣き出しちゃって……。「だからぼくはおっぱいがきらいなんだ」そうな。


この絵本を、次男出産後しばらくたってから、長男(当時三歳)に読み聞かせたところ、彼はこの「ぼく」にすごく共感したようだ。一時期、何度も何度も読んでくれとせがまれ、十回も読み聞かせないうちに、彼は一人で完璧に読めるようになってしまったのだ。彼が子どもらしい抑揚の声で得意げにわたしに本を読み聞かせてくれる姿が嬉しくて、そして、彼の複雑な心境を思うと切なくて、思わず涙ぐんでしまった母なのである。


『ぼくがおっぱいをきらいなわけ』、わたしの育児のかけがえのない大切な思い出の一冊である。


written by 苺グミ