$50歩100歩 ~beeのブログ~-フードインク

http://www.cinemacafe.net/official/foodinc/

観に行ってきました。

アメリカの食“工業”事情の
ドキュメンタリー映画です。


STORY
この50年間で、私たちの食生活は大きく変わった。
消費者が持つ農業のイメージは、牧場でのんびり
草をはむ牛たち…という、古きよき時代のイメージだ。

しかし、スーパーには今や四季を問わず豊富な食材が
並んでいる。
いつの間にか、農業は工業に変わってしまっていた…


あらゆる技術の発展により、現実のものとなった
“工業フードシステム”。
お手頃価格の食べ物を大量に生産できるという
利点がある一方、そのシステムを維持する陰には
多くのリスクも潜んでいる。

養鶏舎では、従来の1/2の期間で2倍のサイズの
鶏を育て、消費者が大好きな胸肉を効率よく
作ることに成功。

しかし、急激に大きくなった体を支え切れない
ブロイラーは、2,3歩歩くだけで足が折れてしまう
不健康ぶり。

また、草地が全くない巨大農場に押し込められた
牛は、本来食べるはずのない安いコーンを
飼料としているため、うまく消化できず、
O-157などの大腸菌に感染してしまう…。

パンフレットより


歩けないブロイラーや
虐待される肉牛たち

そこには命の尊厳なんて
全くありません。


また、
タネとして保存できない大豆の話も
でてきます。

遺伝子操作されたタネを買わせるため
篤農家を追い詰めていく種苗企業。

日本でも最近、
農水省が遺伝子組み換え大豆の栽培を
容認する方向に動いているようで
対岸の火事ではないですね。



どんなホラーやスプラッターより
怖~~い映画。


痛ましい動物たちの姿は
本当に見ていて辛かった……

巨大化する食の大企業に仕切られて
喘いでいる農家や工場の労働者の姿も
肉牛やブロイラーとかぶって見え……



でも救いもあって

映画はこのように締めくくっています。

[食の安全のために私たちができること]

・労働者や動物に優しい、環境を大事にする
 企業から買う

・スーパーに行ったら旬のものを買う

・有機食品を買う

・ラベルを読んで成分を知る

・地産食品を買う

・農家の直販で買う

・家庭菜園を楽しむ(たとえ小さくても)


などなど



一見すると巨大企業や政治が
絶大な力を持っているかのように見える
アメリカの食のシステムですが

結局のところ
一番力があるのは消費者。

消費者が賢くなれば
システムも変わるだろう

ってことですね。



知らないことはたくさんあるけど

賢い選択ができるように

知ろうと努力し続けよう!

そう思いました。