■浦ノ内湾・巡回船 乗り場へ

高知交通宇佐出張所の前を通り過ぎて

12時30分
須崎市に入る。
beeのブログ-須崎市


12時33分
自販機の脇に、巡航船のりばの看板を発見。

beeのブログ-船着き場1

beeのブログ-船着き場2


武市水産の建物の前を進むと、消えかかった案内シール。

beeのブログ-船着き場3


堤防沿いに奥に進むと……あった。
これが船着き場「埋立」の待合室。

beeのブログ-船着き場4


現在12時半。
船はもう停泊しているけど、出港時刻は13時47分。

beeのブログ-船
巡回船「くろしお」


待合室にはトイレナシ。
靴を脱ぎ、1時間ボーっと待つ。


13時30分、船長さんがやって来た。
船内にトイレがあるか尋ねると

「船には無いから、バス停(宇佐出張所)で用を足してきて」

来た道を戻り、宇佐出張所でトイレを借りる。


13時45分
巡航船「くろしお」に乗船。

beeのブログ-船長さん
この方が船長さん


どうやら乗客は私ひとり。

beeのブログ-船室


13時47分
定刻通り、出航~





■浦ノ内湾をクルージング

巡航船は「埋立」から「横浪」までの区間、
8箇所ほどの船着き場の間をジグザグに走行して進む。

所要時間は55分。

出航するとまずは、宇佐大橋方面に大きく迂回し対岸を目指す。
「埋立」前の湾は浅瀬だからだそうだ。



船は湾内を蛇行しながら進む。


船長さんが面白いコトを教えてくれた。

タクシーは普通、手を挙げて「呼び止める」。
それに対し船は、
白い布をはためかせて「呼び込む」のだそうだ。


船の利用者は船着き場に立ち、船から見える場所で待つ。
船が来ると、手に白い布を持ち「おいでおいでと」呼び込む。
船から見えない所で待っていては、船は来てくれない。


「この辺りの人はみ~んな心得たもんで、船に乗るときは
手ぬぐいとかタオルとかを腰にぶら下げて来んだよ」



なるほど、船長さんは、船着き場と思しき場所を
何度も人を探しながら船を進めている。


歩き遍路がこの船を利用しているか尋ねてみた。


春とか秋は、まぁ、ボチボチ居るかな。

中には「こんなに良い航路、もっと宣伝しては?」と言う人も居るけど
観光客を呼び込むとなったら、船着き場を整備しなきゃならないし、
団体さんで定員いっぱいになっちゃったら、地元の人が乗れなくなる。
便数を増やすとなると船も必要になるしね。



この巡航船、起源は空海が青龍寺を建立した平安時代に遡る。
当時は寺へ向かう橋や道がほとんど整備されておらず、
空海は寺を守るため、紀州から連れてきた大工をこの地に残し
参拝者らのために渡し船を出すように命じたと言う。


歩き遍路にとっては「本来の道」なのだそうだが
子どもたちの通学など地域に欠かせない「足」となっている今、
遍路や観光客が我が物顔で押し寄せては、
地元の方に負荷がかかってしまうのかも。


「まぁ、今ぐらいに、ボチボチ利用してもらえれば…」と船長さん。


船は潮風を受けて、湾の奥へと向かってゆく。

beeのブログ-巡航1


所々浮かぶ筏はマダイの養殖所。

beeのブログ-マダイ養殖


美しい湾、空、山の間を滑るように進み

結局、
一度も船着き場に寄ることなく(誰も乗らず)

14時42分
定刻通り終点「横浪」に到着。

beeのブログ-横浪
中央の階段が船着き場。後ろの建物は民家


55分間の巡航船「くろしお」での貸切クルージング
お値段は620円でございましたクラッカー

beeのブログ-船の後ろ姿
船の後ろ姿。名残惜しい…



■横浪~須崎~観音寺

横浪の船着き場は23号線と314号線の分岐近く。

予定では314号を進み、仏坂不動尊(岩不動)に寄るつもりだったが…

beeのブログ-横浪1

beeのブログ-横浪2

美しい浦ノ内湾から離れがたく、
仏坂不動尊へは行かず23号線を歩く事にした。

15時10分
横浪スカイラインとの合流付近。

beeのブログ-合流地点

スカイラインを横目に、
船に乗って正解! とホクホク歩く。


15時40分
須崎の遍路小屋を通過。

beeのブログ-須崎遍路小屋1

beeのブログ-須崎遍路小屋2


15時55分
のどかな田園風景の向こうに突然
住友大阪セメントが見えてきた。

beeのブログ-セメント1


車道と工場の組み合わせ、苦手なパターン。

beeのブログ-セメント2

さっさと通り過ぎよう~。

道しるべに従い橋を渡り

beeのブログ-遍路道


16時32分
JR土讃線・おおま駅脇の踏切を越えて国道56号を歩く。

beeのブログ-踏切


16時50分
観音寺をお参り

beeのブログ-観音寺1

$beeのブログ-観音寺2



■本日のお宿 柳屋旅館へ

観音寺から須崎市役所、警察署の前を歩く。

56号線との交差を過ぎた辺りから

beeのブログ-道1


徐々に住宅街になっていく。

$beeのブログ-道2


…ホントにこんな所に大善寺があるのかしら…

不安になりながら歩いていると
住宅の隙間から、大善寺のケーブルカーが見えた。

beeのブログ-ケーブル


17時20分
大善寺の前に着いた。

今日泊まるお宿「柳屋旅館」はここ、
別格第五番 高野山 大善寺の真ん前にある。

beeのブログ-大善寺1


目を引く、風格ある外観。

beeのブログ-柳屋1

$beeのブログ-街灯

NHKのドラマ「ウォーカーズ」で見たまんま。

黒字に白の格子柄の壁は「なまこ壁」というらしい。
玄関上の、屋号の入った街灯も趣がある。


だから、、、、
玄関脇の自販機はちょっと…何とかして…ガーン

$beeのブログ-柳屋2



中はこんな感じ。

beeのブログ-柳屋3

beeのブログ-柳屋4

手入れの行き届いた古い家屋って
こんなにもステキだったのね。

beeのブログ-柳屋5

この柱時計は70年経った今も現役。


私が通されたのは、離れの六畳間。

beeのブログ-柳屋6

beeのブログ-柳屋7

離れには他にもう一室と、トイレ、洗面所がある。


洗濯は母屋に洗濯機、乾燥機が数台ずつあり
無料で貸していただける。

お風呂は母屋にある。清潔で広々として快適。

beeのブログ-風呂


お風呂でサッパリした後は、お待ちかねの晩ご飯。

beeのブログ-飯


「家庭料理ですが…」とご謙遜の女将さん。

こんなゴージャスな家庭料理、
少なくとも我が家では見たことありません!!!!

そしてご飯が新米で美味しいことキラキラ

刺身も煮物も、もちろん海老フライも
ホントに感激の美味しさでございました。

一人用のおひつにイッパイ入ったご飯。
お茶碗で3膳ほどあったのですが、
完食してしまいましたにひひ


お風呂に入っている間に、隣りの部屋にお布団が敷いてありました。

さすが老舗の旅館!


離れを一人で貸し切り音譜


あぁ~
このお宿に泊まって良かったぁぁぁ