ルート:安芸 → 八流山極楽寺 → 龍馬歴史館 → 大日寺
歩行距離:約25km



5時起床
朝飯にと思って買ったおにぎりは昨晩食べちゃったから
冷蔵庫にあったオロナミンCがご飯がわり。

今日は安芸の町を散策してみたかったけれど
ここから大日寺までは約25km。
時速3.5kmだとして7時間くらいかな?

夕方までには行けるだろうけど、
万一参拝できなかったら本末転倒。
スケジュール前倒しで、安芸観光は諦めることに。


6時 Just
ホテル弁長を出発

beeのブログ-安芸の朝

野良時計のマンホールをパチリ。

beeのブログ-マンホール


観光は諦めたけど…
昨日に引き続き、ごめん・なはり線の駅に寄って
マスコットキャラの写真は撮ることにしました。
(これ位の寄り道なら大丈夫よね?)


6時28分
きゅうじょうまえ駅

beeのブログ-ぼーる君
球場ボール君

何となく後ろ姿もパチリ。
beeのブログ-ぼーる君2



7時8分
あなない駅

beeのブログ-なすび
あなないナスビさん



■八流山(やながれざん)極楽寺へ

7時20分
国道と平行して続く自転車道に入り

beeのブログ-自転車道

海岸沿いのサイクリングロードを歩くこと約10分

beeのブログ-自転車道2


7時30分
極楽寺に着きました。

beeのブログ-極楽寺1

beeのブログ-極楽寺2

普通の家よりちょっと広い庭と、
その奥にある看板が無ければ見落とすところでした。

beeのブログ-極楽寺3

建物も普通の民家みたい。

崖の上に建つこのお寺、
林の切れ目からは海が見えました。

$beeのブログ-極楽寺4

でも崖は絶壁。海へ降りることはできません。


さて、ここでご朱印を頂いたのですが……

筆ペンに墨汁をつけて、ゆっくり ゆ~っくり墨書き。

要した時間は約10分汗
何とも丁~寧~に書いてくださいました。はははあせる

8時10分
極楽寺を後に


■有名人(?)に会う!

太陽を背に、自分の影を追いかけながら自転車道を歩く。

beeのブログ-影

道端の林の切れ目からは、美しい景色が見えてごきげん。

beeのブログ-ナイスビュー

なはり線も元気に走ってます。

beeのブログ-なはり線

畑にはアオサギ。

beeのブログ-アオサギ

やがて松林が見え、

beeのブログ-松の道


8時32分
英子さんの接待所がありました!

beeのブログ-英子さん1

ここは絶対に寄ってみたかったので
歩き始めて間もなかったけれど、中でお茶をいただくことに。

beeのブログ-英子さん2

うんうん、色々な方のブログで見た通りの賑やかさ。

beeのブログ-英子さん3

室内も明るくて、ホント、元気が出るなぁ~。

beeのブログ-英子さん4

鉛筆があることに気付かなくて、
自前のドピンクのボールペンでノートにお礼を書いていたら…

ナント英子さんご本人が!

beeのブログ-英子さん5

予想外の有名人(?!)のご登場にビックリ!

beeのブログ-梨

冷たい梨をご馳走になり、
英子さんのお遍路体験談などを伺いました。

まさかお会いできるとは思ってなかったので
嬉しかったなぁ。

冷たいお茶と梨、そして明るい休憩所
ありがとうございました。


8時55分
あかの駅へ

beeのブログ-かもめちゃん
あかの カモメちゃん



■砂浜へ

遍路道のすぐ脇の堤防には、所々に門があって
海に出られるようになっている。

せっかく海の近くを歩いてるんだからさ、
砂浜を歩いてみたいよね。
ドラマとかみたいに。

beeのブログ-砂浜2

堤防の切れ目から砂浜に出てみた。

beeのブログ-砂浜1


が、これが……

歩きにくい。
砂に足を取られるし、おまけに傾斜。

波打ち際なら砂が湿って硬いかな?と思ったけど
同じだぁ。歩きにく~い。

beeのブログ-砂浜3

20分歩いて、元のサイクリングロードに戻りました。

$beeのブログ-元の道

いや~疲れた。


9時20分
わじき駅を通過

$beeのブログ-カッパ君
わじき カッパ君


琴ヶ浜沿いの松原をテクテク

beeのブログ-松原

beeのブログ-由来


beeのブログ-姉妹像
龍馬の妻・お龍と君枝(菅野覚兵衛の妻)の姉妹像



9時45分……
$beeのブログ-ガード下

なはり線のガード下にある遍路休憩所の脇を通ったのが運のツキ!?



■ハギモリさんの遍路休憩所で怒濤の50分

ガード下に3棟の小屋。
その小屋を挟むようにして広い縁台が2台作ってある。

beeのブログ-小屋

beeのブログ-縁台


手前の縁台では、60歳代と思しきおじさん二人がのんびり将棋。

「お早うございま~す」と挨拶して通り過ぎ、
小屋を通り越したところの、もうひとつの縁台でひと休みすることに。

荷物を下ろして靴を脱ぎかけたところに、
先ほど将棋をしていたおじさんが声をかけてきた。

冷たいお茶もあるし、道も教えてやるからこっちおいで~

そう仰るので手前の縁台まで戻る。
と、もう一人、50歳代くらいの男性が小屋から出てきた。


声を掛けてくれたおじさんが、この休憩所の主、ハギモリさん。
(だと思う。左官業・ハギモリ○○っていう名刺持ってたから)。

一緒に将棋をさしていた人は、これまで何度も四国を巡っているそうで、
仮に「ベテランさん」と呼んでおこうか。

小屋から出てきた50歳代の男性は
今回で4度目の歩き遍路中の「4回さん」。


4回さんが冷たいお水を持ってきてくださる。

「靴下を脱いで、足を冷やした方が良いよ」

アドバイスに従い、靴下を脱いで縁台に上がる。

ハギモリさんがご自分の地図を見ながら、
私の地図に赤鉛筆でルートを書き込んでくださる。


大日寺に入る道は、車道を通れ
歩き遍路の道は下草が生えてて、蛇が出るけん


あ、分かりました

禅師峰寺から雪蹊寺へは、14号を通ったらいかん!
渡し船に乗るんじゃ


は~い

清滝寺にはなぁ、一番右側の道を行ったらえぇ
目の前に寺が見えるけんね
車道やなく、歩き遍路の道を通るんやぞ


了解っ


アドバイスは続く。

青龍寺を打ったらなぁ、打ち戻るんやぞ!
スカイラインは通ったらいかん!
この道は長いし、上り下りがあるし、景色も悪い


あ、やっぱりぃ そうしま~す


ここまでは、ハギモリさん、ベテランさん、4回さんが、
道路の目印だとか注意点だとか
お互いの情報を補いながら、丁寧に教えてくださる。


ルート指導は、青龍寺から観音寺~大善寺と続き
安和を過ぎ、焼坂峠に差しかかった。


その先の七子峠までのルート。
私は「そえみみず」を通ってみたかったので
「そえみみず」について皆さんのご意見を求めてみた。


…これがまずかった…


ハギモリさんが声を荒げて

「そえみみず」は行ったらいけん!
あっこは(あそこは)、追いはぎがでるんじゃ~!!!!!



え? 追いはぎ??

我が耳を疑う

…マジっすか?


何でも、ついこの前この小屋に泊まった女性から
「そえみみずで追いはぎに遭った」という手紙が来たんだそうだ。


えぇか、追いはぎはなぁ、女の子の独り歩きを狙っとるんじゃ。
絶対行ったらいかんぞ~!


泥棒とか強盗ならまだしも、“追いはぎ” ですか…


ベテランさんと4回さんは

話のタネに「そえみみず」通ってみたらいいんじゃない?
あそこは良い道だよ。


と「そえみみず」に各1票。


それを聞いたハギモリさんがいきなり怒り出した。

お前ら、こないだ「大坂遍路道」の方が良いと
言うとったじゃろが~
何で「そえみみず」行けぇ言うんかぁ~!


4回さん、ベテランさんは

「自分が行ってみたいと思ったら、そうした方が良いよ」

と言ってくれたのだが、ハギモリさんは大きな声で

危険だと言うとるんじゃ~!


これにちょっとカチンときたのか、
ベテランさんが強い口調で反論。

行きたいぃ言うもん、行ったらえぇじゃないか!
あれはえぇ道じゃ!


が、ハギモリさんも負けていない。

お前ぇ、この間まで大坂に行けと言うとったやないか~



もはや私の事はそっちのけで
ハギモリさんとベテランさんがヒートアップしていく。

そえみみずは追い剥ぎが出るんじゃぞ!

出るワケないわ~。そんなもん。

何おぉ! 俺んとこに手紙が来とんじゃぞ!

そんなら国道を勧めたらえぇやないか~!

国道は最悪やったと、お前、言っとったろ~が!




その様子を見ていた4回さんが、小声で教えてくれる。

国道はホント最悪、行かない方が良いよ。

大坂は最後が険しい登りだから大変なんだよね。

「そえみみず」は緩やかな登り道だから歩きやすいよ。




が、それがハギモリさんに聞こえてしまった。

何を言いよる! お前かてこの間「そえみみず」はいかん言うとったやないか~!


私の地図の「そえみみず」と国道に
赤鉛筆で力強く × 印を書き込むハギモリさん。

その剣幕に、4回さん苦笑。

ベテランさんは嫌気がさしたのか、小屋に退散してしまった。


少し冷静になったハギモリさんの声が小さくなった。

女の子はなぁ~「そえみみず」通ったらいかんのじゃぁ~


  汗

ここまで言われたら、もぅ何も言い返せないけど…。


いつの間にか私の中では、ルート選択のポイントが
道の険しさではなく、追いはぎの存在になってしまった。

「お・い・は・ぎ」

この4文字が、これから私の頭を支配することになる。


   手裏剣手裏剣


まぁ それにしても

ハギモリさん、ベテランさん、4回さん、
熱いアドバイスありがとうございました。


皆さんにお礼を言って小屋を後に。


道中ご無事でありますように

4回さんが合掌して見送ってくださる。

その様子が有り難く、何度も頭を下げ遍路小屋を後に。


時計を見たら10時35分。

1時間近く、まったり いや バタバタしてしまったのか。
やれやれ。

でもね……
不思議と不快感はありませんでした。
だって皆さん、とても暖かい方だったから。


それにね、、、

気付きました? 会話の端々で出た「女の子」という言葉。

あれ、私の事なのよねベル

嬉しいじゃぁ ありませんか~。

へへへ