ルート:薬王寺 → 浅川(徒歩)
    浅川 → 高知県東洋町(電車と車)
歩行距離:約24km


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昨日とは打って変わって快晴晴れ
未だ早朝なのに、もう日差しが強い。


■薬王寺で朝のお勤め

お遍路を始めてから初めて、お寺のお勤めに参加。
6時ちょっと前にkakkaと本堂へ。(TOMは不参加)

「発心の地・阿波」最後のお寺で朝のお勤めが出来て、良い区切りになりました。



■作戦会議

お勤め後は本堂や境内を散策したあと一端部屋に戻り、3人でまたまたミーティング。

TOMは昨夜決めた通り、電車で移動すると言う。
kakkaもサンダルを買って、TOMと一緒に電車に乗ることに。

予定では、今日はここから27km歩いて海部駅近くの宿に泊まり、明日は海部から佐喜浜まで32km歩くことになっている。

夏の歩き遍路では、明日歩く予定の海沿いの国道が、かなり厳しい道のりと言われている。

今日は晴天。そしてきっと明日もスカッ晴れ晴れ
炎天下の32kmのアスファルトの道のり、想像しただけでもかなり辛そう。

今日kakkaとTOMが電車で移動するなら、予定していた海部駅より先に進んだ方が、明日歩く距離が短くて済む。
今日歩けないほど痛い足が、明日32kmの距離を歩ける? という不安もある。

予約していた海部の宿にキャンセルの連絡を入れ、今日は電車で移動できる限界の、甲浦(かんのうら)生見海岸まで進むことに決定。

私は、甲浦駅に行く電車の時間を見ながら、行けるところまで歩いて進むことにした。

二人と別れて予定通りのコースを進もうかとも思った。
でも一人で歩くことはいつでも出来る。
折角ここまで一緒に来たのだから、今回は3人一緒に巡ることを選ぶ。



■相棒

昨夜洗ったスニーカーが未だ乾いていない。
今日は平地を歩くので、とっておきアイテムを装着することに。
去年もコレのお陰で靴ズレができずに済んだ。
ダウン7年モノのTevaのビーサン。
少々くたびれているけれど頼もしい相棒なのだ。

beeのブログ-teva

【Teva】水辺でも滑らないソールや履き心地の良さで世界中のアウトドアファンから愛されているブランド…だそうです。

スニーカーはリュックにぶら下げて、歩きながら乾かすことに。



■サプライズ

7時。チェックアウト時間まで宿に居るという二人と別れ出発。

薬王寺に戻り納経帳に墨書き・ご朱印を頂き、日和佐駅近くのコンビニでおにぎりを購入。
30分程歩いたところに材木屋さんがあり、その脇にお遍路小屋があったのでそこで朝ご飯。
木の良い香りがして、キレイなトイレも貸して頂けて、とても快適な遍路小屋。
おにぎりを食べていたら、昨日平等寺で会った強者が前を通り過ぎていく。
「あれぇ~もう休憩?」と笑われた…にひひ

今日も延々と魔の国道55号線を歩く。

薬王寺から11kmほど歩いて、鬼ヶ岩谷のコインスナック(自販機が置いてある休憩所)でひと休み。

暑いのでダラッとしていたら、白い車がパーキングに入って来た。
中からお遍路姿の女性が出てきて「飲み物お接待しますよ」と声をかけてくださる。
有り難くお茶を買って頂き、お礼にお札を差し上げると、「あなたにもお札を差し上げるわね」と車に戻っていった。

「私にお札??なんで??」
ワケも分からず待っていると女性が戻ってきた。

女性から手渡されたのはナント、錦の納め札(*1)!
車の中に先達さん(*2)が乗っていらっしゃるそうで、その方のお札を私に持ってきてくれたのだ。

(*1):錦のお札は100回以上回られた方のみ持つことが許されるスゴイお札!
(*2):先達(せんだつ)とは初心者の巡拝者を案内し、お参りの指導や巡拝のお世話をする遍路経験者のこと。



「これが、あの、ウワサに聞く『錦のお札』」ビックリマーク

beeのブログ-錦のお札


嬉しいやら感動するやら、とにかく大興奮で舞い上がる。

今日、歩こうと決めて良かった~!
大師さんのお計らい~!?
すご~~~い!!!!!


車の中の先達さんにお礼を言いに行くと、
「暑いから、先を急がず無理せず歩いてくださいね」と。

ハイそうします。絶対無理しません。急ぎません!

お二人に深々と頭を下げて、コインスナックを後に。

まだ興奮してる。
ホントにホントに嬉しい。
有り難い出会いに感謝。

さっきまでのダラッとした気持ちが引き締まり、身体も軽くなる。

お先達さん、ありがとうございました。
このお札は一生の宝物にします。



■ローソンのうどん

そろそろお腹が空いてきたな~と思っていたらローソンがあった。
不思議なことにローソンの看板に「うどん」の文字が。
…そういえば、歩き遍路の方のブログで読んだことがある。店内でうどんを食べられるんだっけ。

レジでぶっかけうどんとちくわ天を注文して代金を支払う。
番号札を持って、レジ奥に設けてある席で待っていると、調理場の窓からうどんが出てきた。

美味恋の矢 ちくわ天も揚げたて熱熱でgoodビックリマーク

外に出て一服していると、自転車遍路の男性が話しかけてきた。
「区切り打ち? 今回は何日間でどこまで行くの?」
「あと3日で26番まで行く予定です」と伝えると、アドバイスの言葉をくれた。


先を急がず、ゆっくり歩いた方が良いんだ。
急いで歩くと見落とす事も多くって、
もう一回来なきゃならないからよぉ


なるほど。
確かに。

タイムを競うワケじゃないんだから、急ぐことに意味は無い。
今までの私、先を急ぐ気持ちがあったかも…。
慌てて巡る必要、ないんだよね…。

目から鱗というか、すごく納得。

「急がない」は、先ほど錦のお札の先達さんにも言われた言葉。
深く心に刻む必要があるのかも知れない。


男性と相撲の話やら政治の話やら、30分ほどのんびりとお喋り。


そう、急がない・急がない。