鰻(うなぎ)を食べるのが習慣となった『土用丑の日』。
今年2015年はなんと2回もありうなぎ屋さんは大忙しですね~
1回目の昨日7月24日、私も家族と実家の両親、総勢7名でうなぎ食べてきました~
毎年行く場所は決めてるのですが、熊本では有名な創業120年の歴史のうなぎ・料亭うなぎのとくなが子供の頃から行ってるので40数年のおつきあいです。
「どうして土曜日じゃないのに土用丑の日なの?」と子供の頃父に尋ねた事があります。そして同じように我が家の子供達にも「今日は金曜なのに土用丑の日なの?」と聞かれました。
どうも同じDNAを持っているようです(笑)
そもそも土用丑の日は、『土用』の『丑の日』という意味なのですが、実はこの『土用』は花屋の我が家には大変関係があるのです。
まず順番に『土用』とは、四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前、約18日の期間のことです。
毎年少しづれる事はありますがおおよそ立春、立夏、立秋、立冬の日にちって決まってますよね。
立春(2/3or4or5)の前約18日間:1/17~2/3
立夏(5/4or5or6)の前約18日間:4/17~5/4
立秋(8/6or7or8)の前約18日間:7/20~8/6
立冬(11/6or7or8)の前約18日間:10/20~11/6
しかし、『土用丑の日』にあたる土用は、立秋(8/6or7or8)の前約18日前の期間です。

※なぜ、他の立春、立夏、立冬が当てはまらないのかということは後ほど。
もう少し詳しく見ていきますと、この土用というのは、“五行”で定められた暦。五行とは、木行・火行・土行・金行・水行。
木行:春
火行:夏
土行:季節の変わり目
金行:秋
水行:冬
このような季節の象徴となっています。
『丑の日』とは。
十二支の「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、兎(う)・・・」の丑のこと。
この十二支は、『今年の干支』というように、年を数えるときに使われるだけでなく、
方角や、月、そして日にちを数えるのにも使われるのです。

つまり、約18日間の『土用』の期間のうち、12日周期で割り当てられている十二支が『丑の日』の日が、 『土用丑の日』なのです。

つまり、立秋前、夏の土用丑の日は、18/12で、平均1.5回。
つまり、1年で2回『土用丑の日』が来る年も結構あるのです。
今年2015年の日にちは7月24日と8月5日です。


ちなみに、『土用丑の日』は夏だけではなく、春・夏・秋・冬に存在し、2015年は以下の日にちです。
- 冬:1月13日(火)、1月25日(日)
- 春:4月19日(日)
- 夏:7月24日(金)、8月5日(水)
- 秋:10月28日(土)
何故『土用丑の日』に鰻を食べる習慣ができたのか?
その由来については諸説ありますが、一番有名なものをお話します。
江戸時代、うなぎ屋がうなぎが売れないで困っていることを、平賀源内に相談しました。
この時の「“本日丑の日”という張り紙を店に貼る」という平賀源内の発案が功を奏し、うなぎ屋は大繁盛になったのです。
ちなみに、これがヒットした背景に、当時は「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」という風習があったそうです。
これを他のうなぎ屋もこぞって真似するようになり、次第に「土用丑の日はうなぎの日」という風習が定着したとされています。
実際には土用丑の日は、春夏秋冬4季にわたってあります。なのに、現在うなぎを食べる習慣があるのは、『夏の土用丑の日』だけです。
これは、当時の平賀源内が起源とされる、うなぎを食べる風習が『“夏の”土用丑の日』だったから、現在「土用丑の日」と言えば、夏の土用丑の日となるのです。
また、本来ウナギの旬は冬のため、以前は夏にウナギはあまり売れなかったそうです。
売れないウナギの販促のため、旬ではない“夏”という時期にウナギを食べる風習を根付かせたという説が有名です。
そして最近では、コンビニやスーパーで、夏以外の土用丑の日にもうなぎを食べる習慣をつくろうとしているのが見られます。
これは、節分やバレンタインデーやホワイトデーとも同じですね(笑)
最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいます。
土用にしてはいけないこと
・土を犯してはいけない(土を掘り起こしてはいけない)
土用の期間は、土を司る土公神(どくしん・どくじん)という神様が支配するといわれ、土を動かしてはいけないとされてきました。
今でも、家などを建築する際、土を掘り起こしたりする基礎工事などは土用の期間をはずす方が多いようです。
土用は季節の変わり目ですから、農作業で体調を崩さないようにとの戒めもあると思われます。
土を扱う仕事をしていますので《土用》の期間の仕事には十分配慮し、この自然界で生かされてることに感謝し「土用入り」、「土用明け」には八百万の神様への感謝の意を表します。
日本には、二十四節気・七十二候、五節句、雑節など季節の節目となる暦があります。
(花いちば観葉植物の設置事例:公共施設)

