この夏、3名の友人知人から、
「富士山登頂しました!」 との 報告をいただきました。
(本日も)
雲海 ご来光の 写真とともに・・・ 
いつ見せていただいても、心洗われる素晴らしい景色です。
「 富士山 」
この山について 見聞するたびに
必ず思い出す ひとつのエピソードがあります。
富士山頂で、初めて冬期の気象観測を行った
野中至 千代子夫妻の共戦譜。
「芙蓉の人」新田次郎:著
「富士案内/野中至 芙蓉日記/野中千代子」大森久雄:編
日本で定時気象観測が始まったのは、明治8年(1875)。
天候の観測と予報が 科学として確立されつつも、
最後の砦として 気象観測者の前に立ちはだかっていた壁が
「高層気象観測」
そんな中、
私財をなげうって、富士山剣ヶ峰に観測所小屋をつくり
越年観測に挑んだのが 野中至 千代子夫妻 です。
結果として、山頂での通年観測が実現したのは
1932年、国立の施設がつくられてからのことになるのですが、
この夫妻の「時代の常識」を越える挑戦がなければ
我が国の気象観測の進展は、ずっと遅れていたに違いありません。
今では 「あたって当たり前」 とされる 天気予報ですが
その源には 先人たちの命がけの闘いがあったということ、
忘れずにいたいと思います。
心によみがえる 中国の故事
喫水不忘[手穴乙]井人
(水を飲む人は井戸を掘った人を忘れない)
台風12号により被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
そして、被害がこれ以上 拡大しませんように。
