少子化が止まらないのは、若者が子どもを欲しくないからなのだろうか | 「頑張らない!」がコツ♪ママの心が軽くなる〜らくらく子育て法〜

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●少子化が止まらないのは、若者が子どもを欲しくないからなのだろうか

 

仕事時間の差は約1時間。でも家事・育児の差は約4時間。その数字を見て考えたこと。

 

 

こんにちは。乳幼児子育てサポート協会の行本(ゆくもと)です。

 

 

少子化が止まらない理由。

 

実は

「子どもが欲しくない人が増えたから」

ではなく、

 

「子どもを持った後の負担が、あまりにも偏ると予想できてしまうから」

なのだろうなと思っています。

 

 

少子化の議論では、

お金や結婚率の話がよく出てきます。

 

 

でも私は、

もっと見落とされている問題があると思っています。

 

 

それは、

家庭の中の家事・育児負担と、

それを生み出している社会の構造です。

 

 

数年前、家事・育児に関する調査があり、それが最近SNSで回ってきました。

 

(記事はこちら)

 

 

その調査では、

 

夫の仕事時間が1日平均8時間57分、

妻が7時間55分。

 

仕事の時間の差は約1時間です。

 

 

ところが、

家事・育児時間は

夫が1日平均1時間54分、

妻は5時間48分。

 

家事や育児の時間の差は約4時間もありました。

 

 

さらに驚いたのは、

家事や育児の分担を

「しっかり話し合って決めた」

夫婦が非常に少なかったことです。

 

 

もちろん、

男性も仕事で大変。

女性も仕事で大変。

どちらが悪いという話ではありません。

 

 

ただ私は、

この背景には

男女の給与格差もあると思っています。

 

 

日本では現在も、

女性の賃金は男性を100とした場合、

約77程度。

 

 

男女の賃金格差は約22%あり、

OECD平均の約11%の2倍近いと言われています。

 

 

そうすると、

「収入が高い方が仕事を優先する」

という考え方になりやすい。

 

 

その結果、

家事や育児は女性が担うもの、

という流れが無意識にできてしまう。

 

もちろん、

それが夫婦で納得して決めた形なら問題ありません。

 

 

でも、

話し合いもなく、

なんとなくそうなっているとしたら、

そこには見直す余地があるのではないでしょうか。

 

 

妊娠して、出産して、

キャリアが止まるかもしれない。

 

収入が減るかもしれない。

家事や育児の負担が増えるかもしれない。

 

そんな未来が見えていたら、

「子どもを産みたい」

と思えなくなる人が増えるのも当然だと思います。

 

 

だから私は、

産前に夫婦で

 

・どんな子育てをしたいのか

・家事をどう分担するのか

・困った時はどうするのか

・お互いに何を大切にしたいのか

 

を話し合う機会が必要だと思っています。

 

 

そして、もう一つ大切なのは、

 

家事や子育ても立派な仕事だという認識が、社会にもっと広がること

 

 

食事を作ること。

洗濯をすること。

子どもの体調管理をすること。

保育園や学校とのやり取りをすること。

 

 

それらは決して

「仕事をしていない時間」

ではありません。

 

 

誰かが担わなければ、

家庭は回らない大切な仕事です。

 

 

家事や育児の価値が正しく認識され、

夫婦がお互いの負担を理解し合える社会になってほしい。

 

 

そして同時に、

個人の努力だけでは限界があります。

 

 

スウェーデンやオランダなどでは、

男性の育児休業取得や柔軟な働き方が進み、

「子育ては家族全体で担うもの」

という考え方が日本より浸透しています。

 

 

日本も、

個人の頑張りだけに頼るのではなく、

安心して子どもを産み育てられる仕組みを、

もっと本気で作っていく必要があると思います。

 

 

少子化対策は、

「産んでください」

ではなく、

 

「安心して産み育てられる社会を作ります」

 

から始まるのではないでしょうか。

 

 

 

 

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