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皆さま、こんにちは!

 

黄金週間に突入しましたね。

今年は最大16連休と聞いて

そんな人がいるのか信じられませんでしたが、

今日の仙台市内は通勤客が明らかに少なくて…

皆さん、ホントにお休みに入られててビックリです。

 

今日は日豊本線・豊前長州(ぶぜんながす)駅の訪問記です。

自分がここを訪れたのは9年前のこと。

あの雨の日がついこの前の出来事だと思っていたのに…

人ってこうして知らぬ間に歳を取っていくのですな。

日豊本線・豊前長州駅

豊前長洲駅の一番の見どころは

見るかに古そうな木造駅舎でしょう。

 

驚くなかれ。

豊前長洲駅が開業した明治44年に竣工したモノなんですって。

そのことを記す建物財産標が貼られてましたよ。

日豊本線・豊前長州駅

詳しく調べてませんが

日豊本線内では東別府駅・西大分駅とともに最古参な駅舎だと思われます。

(ともに明治44年竣工の駅舎)

 

東別府駅の訪問記もチェックくださいね。

東別府駅の駅舎はその古さと貴重さから

大分市の有形文化財に指定済。

ようは豊前長洲駅の駅舎もそのぐらい貴重なワケでしたよ。

 

そんな豊前長洲駅の駅舎ですけど

国鉄末期に車寄せの部分を空間化して待合所を拡充。

待合所の壁面をギャラリーに変え

様々な展示物が掲げられてました。

日豊本線・豊前長州駅

 

見てくださいよ、この賑やかな待合所内を!

日豊本線・豊前長州駅

 

展示物は絵画等の掲示物だてではなく

ぬいぐるみも飾られてましたよ。

日豊本線・豊前長州駅

 

ここは昭和59年まで行われていた手荷物業務の

受け渡しが行われていた窓口です。

ここにもかわいらしい人形やぬいぐるみがズラリと並んでますね。

日豊本線・豊前長州駅

 

かわいらしい…のかな?

日豊本線・豊前長州駅

 

ここでの注目は蒸気機関車時代に撮影された鉄道写真です。

日豊本線・豊前長州駅

日豊本線の宇佐駅‐杵築駅間にはかつて

25パーミルの急こう配を有す立石峠があり、

この区間で補助機関車を連結するための柳ヶ浦機関区が

お隣の柳ヶ浦駅構内にありました。

 

写真は当時の柳ヶ浦駅や柳ヶ浦機関区で撮られたモノが

多くありましたっけ。

日豊本線・豊前長州駅

その柳ヶ浦機関区ですけど

日豊本線の西屋敷駅立石駅間が昭和41年に複線化された際、

新設された下り線に

勾配を緩和するための新立石トンネルが設けられたことから

補助機関車の増解結が解消され、

機関区は昭和41年に廃止されました。

豊前長洲駅は日豊本線が明治42年に開通した2年後に

開業しましたけど、

開業の理由は急勾配の立石峠にあったのでは…?

という考察は最後に書きますね。

 

駅舎の上屋は釘を使わない肘木工法が見られました。

木造駅舎の肘木工法と上屋の構造

神社の社殿やお寺さんの伽藍で見られる工法ですけど

豊前長洲駅の駅舎が長持ちでいられたのは

こうした先人の工夫の賜物かもしれません。

 

続いてはホームにイン。

駅舎とホームは跨線橋で結ばれてました。

日豊本線・豊前長州駅

 

跨線橋を渡ってホームに入りましょう。

日豊本線・豊前長州駅

 

豊前長洲駅は島式ホーム2面1線構造で

柳ヶ浦駅がある西側は単線区間、

宇佐駅がある東側は複線区間でした。

日豊本線・豊前長州駅

日豊本線・豊前長州駅

 

駅舎の西側に昭和36年まで使われていた

貨物ホームの遺構がありますが、

ホームの位置がちょいと気になりまして…

日豊本線・豊前長州駅

本線の位置に対し、貨物ホームが中途半端な場所にあり

貨車がどの位置に留置されてたのか

さっぱりわからんかったのですよ。

 

そんな時に頼りになるのが

昔の景色を写した航空写真です。

下は国土地理院のサイトから転載した

昭和23年撮影の航空写真でした。

日豊本線・豊前長州駅

写真を見たところ、

貨物ホームは本線に面した側ではなく

奥に側線があり、更にその奥にある巨大な倉庫の前で

荷役が行われていたようです。

 

その巨大な倉庫、

現在駅舎の西側にある多木肥料さんのモノかと思いきや

形状を比べると違っているみたいでして…

日豊本線・豊前長州駅

豊前長洲駅はかつて存在した

長洲町(現・宇佐市の一部)の玄関口でした。

昔の航空写真に写る巨大な倉庫は

長洲町が管理する食糧倉庫だったのかもしれません。

 

さてさて、先にUPした昭和23年撮影の航空写真で

気になるモノを見つけました。

構内の西側(画像の左側)をとくとご覧くだされ。

日豊本線・豊前長州駅

 

こんな感じの道床(廃線跡)があるように見えませんかね?

日豊本線・豊前長州駅

以下はあくまでも憶測ですが、

この道床は明治42年日豊本線が開通した当時の線路跡ではないかと

考察してました。

 

先にも書きましたが

日豊本線にはかつて立石峠を越える急勾配があり

柳ヶ浦駅‐杵築駅間で補助機関車を連結してました。

全国にある有名な急勾配区間…

奥羽本線の板谷峠や信越本線の碓氷峠、山陽本線のセノハチ等は

いずれも勾配区間での逆行・逸走対策のため

早くから複線化されてます。

日豊本線のこの区間も明治42年に開通した当時は単線でしたが

同じ理由で明治44年に複線化され

そこに設けられたのが豊前長洲駅だったのではないかと。

駅を集落に近い位置に造るべく

線路を敷き直したのではないでしょうかね?

 

廃線跡(仮)の現在の様子ですけど

雑木林に変わっていて

ここに線路があったのかさっぱりわからんでした。

日豊本線・豊前長州駅

…以上、個人的な憶測ですので信じちゃダメですからね!

推測するのが好きなので今回もつい…

立石峠の線路の歴史については今後も調べてゆきます。

 

最後は駅舎の画像で〆ます。

日豊本線・豊前長州駅

豊前長洲駅の駅舎は竣工してから先週で115周年を迎えました。

観光地になってもいいレベルの建物だと思うのは

自分だけでしょうかね?

 

それと正面に掲げられたこのパネル、

坊やの顔が昭和40年代っぽいんですけど

いつ頃に作られたもんでしょ?

日豊本線・豊前長州駅

 

 

 

 

 

 

訪問駅リスト(JR線)

日豊本線(中津駅-佐伯駅)

 

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豊前善光寺駅(平成28年9月28日)

柳ヶ浦駅

豊前長州駅(平成28年9月28日)

宇佐駅

西屋敷駅(平成28年9月28日)

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