皆さま、こんにちは!
今日は8年前に訪れた飯田線から
新城(しんしろ)駅の訪問記です。
まずはブログの表題にも書いた「可動ホーム」のことから。
皆さまは「可動ホーム」をご存知ですかね?
自分が「可動ホーム」の存在を知ったのは
昭和58年刊行の国鉄全線各駅停車シリーズ「東海道360駅」に
「可動ホーム」のことが記載されてたからでした。
相対式&島式ホームによる複合2面3線構造の新城駅。
当時は跨線橋が無かったために
向かい側にあるホームに移動するためには
構内踏切を渡らなければなりません。
ところが新城駅の場合、
構内踏切がホーム東端にあったために
大きく迂回しなければならなかったのです。
そこで登場したのが「可動ホーム」です。
ボタン操作でホームの表面が沈みだしてスロープに早変わり。
構内中央に予め設けられていた構内踏切が使用可能になるという…
「可動ホーム」がホントに便利な機能だったかはわかりませんが
国内初の機能として昭和42年に新城駅に設置されたのですよ。
下は国土地理院のサイトに掲載された
昭和50年撮影の航空写真ですが、
構内踏切がホーム東端の他に
構内のど真ん中にも写っているのが見えますよね。
これが可動ホーム用の構内踏切でした。
書籍「東海道360駅」には
「可動ホーム」の使用中の写真も掲載されてましたよ。
同書に掲載されてる構内配線図はご覧の通りです。
ホームと構内踏切が重なる不思議な表記は
新城駅でしか見ることが出来ないモノでした。
いつかは「可変ホーム」を見てみたい!
と思ってましたが
JRに移行すると新城駅に跨線橋を設置。
「可変ホーム」は埋められてしまいました。
埋められた形跡もホームの嵩上げによって消されたらしく…
今でも見ることが出来る「可変ホーム」の痕跡は
埋めるのに使われたホーム断面の白いブロックだけでしたの。
新城駅以外での採用例を知らない「可動ホーム」。
一度は電気仕掛けで動くホームの表面を見たかったです。
国鉄時代に飯田線を旅したことがある自分。
「可動ホーム」があった頃の新城駅も
その頃に通過してたはずですけど、
その頃は車両にばかり夢中で
駅のことなんか、これっぽっちも気にかけてませんでしたからね…
話を今の新城駅に戻しましょう。
新城駅は飯田線の前身である豊川鉄道の手により明治31年に開業。
昭和18年に国有化されました。
駅舎に昭和15年に竣工したことを記す建物財産標が貼られてますが
諸説があるようでして…
昭和18年に国有化された際に
国鉄規格の駅舎に建て直おされたという説が有力だそうです。
駅舎内はこんな感じでした。
新城駅は特急「伊那路」号の停車駅で
飯田線内では数少ない「みどりの窓口」の設置駅です。
画像に写る窓口が閉まっているのは
自分がたまたまその時刻に来ちゃったから。
きっぷが欲しい方は営業時間を下調べして来ましょうね。
同じフロアの待合所にはこんな看板が掲げられてました。
古い観光案内を復元したモノかと思いましたが、
昭和43年に廃止された田口鉄道(豊川鉄道田口線)が描かれてるし
「昭和31年3月30日制作」の文字も書かれてるし…
ひょっとするとレプリカではなく当時モノです??
待合所にテレビが置かれてましたがどう見てもブラウン管のヤツ。
その下に見えるVHSデッキと合わせ、
今でも使用しているのかどうかが気になってましよ。
続いてはホームにイン。
先述しました通り、新城駅は相対式&島式ホームによる
複合2面3線構造でした。
2本のホームは跨線橋で結ばれてましたが
写真に写る跨線橋は4年前の令和3年に撤去された模様。
現在は屋根付きエレベーター付きの
バリアフリータイプに代わったそうです。
同じタイプの跨線橋は飯田線・牛久保駅にもありますけど
こちらもバリアフリータイプに代わる日は
そう遠くないのかもしれません。
撤去されてしまった跨線橋、
なぜかいっぱい写真を撮ってましたが
いずれ消えることの伏線だったのかな?
最後は新城駅の駅前風景で〆ます。
こちらも現在は大きく変わってしまったみたいですよ。
今回は新城駅で過去に採用されてた
「可動ホーム」のことばかり書きましたが、
その後に「可動ホーム」が採用された例は知らされず…
使用実績は芳しくなかったのでしょうね。
スーパーカーのリトラクタブルライトや
パワーシートなど電動のギミックが大好きな自分。
新城駅の「可動ホーム」は
どんな速度と音で動いていたのか気になります。
↑(豊橋駅方面)
豊川駅
三河一宮駅
長山駅
野田城駅
新城駅(平成29年12月29日)
本長篠駅
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