皆さま、こんにちは!
九州を旅している最中でした。
今朝は昨日訪れたばかりの
長崎本線・中原(なかばる)駅の訪問記です。
まずは中原駅に着いて残念に思ったことから。
今年3月のダイヤ改正で
JR九州の駅の無人化(&出札窓口廃止)が一気に進みましたが、
中原駅もそんな駅のひとつだそうです。
職員の巡回が行われているために
「業務委託駅」であることは変わっていないようですけど、
この景色は寂しさを感じますね。
6年前に長崎地区を旅した際、
直前のダイヤ改正で20数駅が無人化されてて驚きましたが、
今回は出札窓口廃止駅まで含めると
77駅が対象だったとか。
JR九州の駅=無人が当たり前になる日が近い!?
自分は列車が発車する際のホイッスルや
ラッチの入鋏音で育った身ですので、
駅の無人化は寂しく思いますね。
人件費が削減されて経営が良くなればイイのですけど
実情はどうなのでしょう?
キセル乗車等々、増えなければいいのですが。
そんな中原駅は明治24年に開業した駅で、
今ある駅舎は平成10年に建て替えられたモノだそうです。
ホームの名所案内に
駅の北方にある「綾部神社」が記されてましたが、
所要時間25分も歩かなくても
もっと近くに見どころがありまして…
個人的にときめいたのが駅前にある駐輪場でした。
昔は全国各地の駅前で
レトロな駐輪場を見ることができましたが、
今でも現役なのが驚きです。
自分が中原駅を訪れたのは午後4時頃で
列車から下車した大勢の通学生が
ここから自転車を押して出てこられてました。
中にはヘルメットを被っている子もいて
最高な「癒しの景色」を見た気がします。
大都会の駅よりも中原駅の方が絶対にイイ!
構内には他にも見どころがありますが、
後ほど触れることにしまして…
中原駅は相対式&島式ホームによる2面3線構造で
特急列車の追い越しが頻繁に行われてます。
中原駅の全景なり。
2本のホームは跨線橋で結ばれてました。
特急列車が中原駅を通過する際は
駅舎から離れた3番線を利用するため、
木製の枕木が並ぶ2番線とは違う高規格な軌道が敷かれてましたよ。
ホーム断面に見える一番下の石積みは
開業当時の九州鉄道が敷設したモノかな?
レンガ積みでなく石積みなのは、
佐賀県内には唐津市や太良町をはじめとする
名石の産地が多く存在するのと関係があるのでしょうか?
さてさて、先述した「構内で見れる見どころ」についてです。
中原駅に着いてまず目につくのは
コチラではないでしょうかね?
3番線ホームの奥側にそびえ立つ、
レンガ積みの古い煙突でした。
この煙突の正体を知りたくてネットを見ると
スグにわかりました。
昭和13年から昭和33年まで操業していた
ロウソク工場のモノだそうです。
ここで生産されてたロウソクの原料は
櫨(はぜ)の実の外殻から取れる油脂だそうで、
工場の周辺で櫨の木が生い茂っているのは
それが理由なんですって。
国土地理院のサイトを見ると
昭和23年撮影の航空写真に稼働中の工場が写ってました。
そして3番線ホームの外れには荷役施設らしき姿も。
今は特急列車が頻繁に通過する3番線は
元々は貨物の荷役に使われていたのではないでしょうかね?
この頃は駅舎の東側にも貨物ホームがあったようです。
それと構内の西側にも保線車両の留置線がありました。
古い航空写真を見ると
側線のそばに倉庫らしき建物が写ってましたので、
国鉄時代の中原駅は
そこそこに貨物の取扱高があった駅だったのでは!?
そんな時代を知ってる方が今の中原駅を見たら、
駅員さんがいない駅に変わっていて
ビックリされるのではないでしょうかね?
暑い日が続いてますけど、
今日・明日は地元の仙台よりも九州の方が涼しいらしい。
…とは言うもの、
最高気温が30度を超えることには変わりありません。
熱中症対策を万全にして駅巡りを楽しんできます!
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