皆さま、おばんです!
「たま駅長」や「いちご電車」「おもちゃ電車」などなど、
かわいい印象ばかりが先行しがちな貴志川線ですけど、
駅に関しては謎も多くマニア好みなものばかりです。
中でもこちらの駅は、その点ではトップクラスかも。
和歌山電鐵貴志川線・竈山(かまやま)駅です!
大正5年、貴志川線の前身である
山東軽便鉄道の開通に併せて開業した駅でした。
単式ホームが1本あるだけの無人駅でして、
そんでもって、この駅名標ときた!
あまりにも堂々としすぎて、黄門様の印籠を見た悪代官のように
さてさて、なぜこの竈山駅がマニアックなのかという話ですが…
ホームの向かい側には撤去された線路跡がありまして、
撤去されたホームがあるのは珍しいことではありませんが、
気になったのは駅構造です。
貴志川線は線内に3つの「列車の行き違いが出来る」駅がありますが、
(行き違い設備を廃止した駅まで含めると5駅)
いずれも島式ホーム1面2線構造でしたの。
タブレット交換が容易なために
地方私鉄では好んで用いられた駅構造ですが、
竈山駅だけはなぜか、相対式ホーム2面2線構造…
ここからは個人的な憶測ですけど、
貴志川線ではかつて、貨物輸送が行われていた時代がありまして、
竈山駅は貨物列車の発着にも対応できるよう、
ホーム長を長く取ることができる相対式構造だったのではないかと。
ホーム中央には今はなき駅舎が写っておりまして、
その右側(貴志駅側)には
貨物側線らしきものも写り込んでいるのですよね。
なお、竈山駅探索を終えたのちのことですが、
貴志川線の貨物列車を知ってる方と、
とある場所で話をすることが出来ました。
その時の話はこちらのブログをチェック! → ●
ホームに中央に待合室がある辺りの裏側に駅舎があったようです。
山東軽便鉄道の開通理由のひとつが竃山神社への参拝客輸送でした。
そして、その竈山神社の最寄り駅がこちらの竈山駅。
貴志川線の中心だった時代があったと思うだけで胸アツな、
現在は無人駅の竈山駅でした。
訪問駅リスト(第三セクター線 私鉄線 ほか)
竈山駅(平成27年7月14日)










