皆さま、おはようございます!
ここ数週間、大好きな駅巡りで楽しませて頂いております。
山田線・岩泉線の駅から始まり、
青い森鉄道、近江鉄道、JR東海・飯田線と、
本当に素晴しい駅の数々を巡って来たんですけど、
一旦それらを飛ばして、こちらの路線の駅を紹介してゆきたいと思います。
十和田観光電鉄・三沢(みさわ)駅です!
皆さまご存知とは思いますが、
先の十和田観光電鉄(以下、とうてつ)の臨時取締役会において、
今年度いっぱいでの廃止が決まってしまったのですよね。
廃止の直接の引き金は、
十鉄の大切なお客様であった十和田湖向けの観光客が、
先の12月4日の東北新幹線の新青森駅延伸によって、
三沢駅からとうてつを通るルートから、
新規開業した東北新幹線・七戸十和田駅ルートに流れたこと。
そして、3月11日の大震災によって、
観光客そのものが減少してしまったことだそうです。
廃止まで残す日数あと5ヶ月となったわけですが
昭和初期の古き良き時代の電鉄駅の空気を残す三沢駅、
見どころも沢山ある駅ですので、
ぜひとも機会がありましたら寄って見て欲しいと思いました。
とうてつの三沢駅ですが、
大正11年(1922年)9月、十和田鉄道の開通に併せて開業しました。
当時は古間木(ふるまき)駅と呼ばれてましたが、
昭和36年に現在の三沢駅に改称しております。
開業後しばらくは、
蒸機やディーゼルカーによって運行されていた十和田鉄道ですが、
昭和26年にそれまでの762ミリ軌間から1,067ミリ軌間に改軌、
併せて直流1,500ボルト電化、
社名も現在の十和田観光電鉄になったそうですよ。
上の写真のホームをよく見ますと、
駅舎側から途中まで石積みになっているのがわかりますよね!
これですね、電化当時の車両が16メートル車だった名残なのですよ。
現在は元・東急の20メートル車2両が収まるように、
ホームも延長されております。
ちなみに駅舎の完成が昭和39年のことですから、
このホームが一番古い駅施設になるようですね。
(ただし、ホームの母屋は改築暦がありまして、古い物ではありません)
それにしてもとうてつの三沢駅って、
本当にびっくりするほど、懐かしい雰囲気が残っているんですよ。
自分がお邪魔した時には、三沢駅を利用したくて、
わざわざ新幹線を途中で下車して、
三沢駅までやってきたというお客様もいらっしゃいました。
本気で駅の魅力に酔ってしまいそうっす。
かつては国鉄(JR)線と渡り線によって直結しており、
とうてつの車両の受け渡しや貨車の乗り入れも行われておりましたが、
現在はそれらも撤去され、十鉄の鉄路は孤立してしまいました。
昭和58年に刊行された「国鉄全線各駅停車②東北530駅」にある、
当時の三沢駅の配線図です。
現在、十鉄で使用されている車両の搬入が、
この渡り線を使って行われたのが平成14年のことですから、
10年前までは、この配線のまま残っていたわけですよ。
つくづく自分、三沢駅に訪れるのが遅かったと悔いてるわけなのです。
ちなみに左上に延びるのは、
つい先頃まで現役であった、米軍三沢基地まで延びていた専用線。
コチラもチェックしてきましたので、
機会を見てブログに載せてみたいと思います。
そしてそして、とうてつ三沢駅で忘れちゃならないものと言えばこちら。
十鉄三沢駅名物の立ち喰いソバ屋さんです!
三沢駅と言ったら、これは外せませんでしょ。
…と言いながら、この日は便秘がひどくて何も食べられませんでした。
だからお蕎麦の写真はなしです。もう、辛いものなんて食べないんだから~。
引っ切りなしに入店されるお客様の数がすごいっす。
次回三沢駅に寄った時には、必ずそばを食しますぞ。
これ以外にも、昭和初期に見られた鉄製架線柱が残っていたりと、
訪れる者の期待を裏切らない、とうてつ三沢駅なのでした。
訪問駅リスト(第三セクター 私鉄 ほか)
十和田観光電鉄
三沢駅(平成23年10月16日)
大曲駅(平成23年10月16日)
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