礫川浮世絵美術館 を観に行った日の帰り道。
ちょっと…いや、だいぶ気になる建物を発見!
こちらは、なんと文京区の区役所。
またの名を、文京シビックセンター。
リーゼントのような部分は、展望スペースになっているそうで、
文京区民でなくても誰でも入れる無料のスポットなのだとか。
僕は、なんとやらでは無いので、高いところは苦手ですが。
気になったので、昇ってみることにしました。
眺めは、想像していた以上に、抜群!
スカイツリーもバッチリ見えました。
東京タワーは・・・リーゼントの真裏に当たるそうで、見えませんでした。
残念。
20時半まで解放されているそうなので、
間違いなく、夜景が綺麗に展望できることでしょうね。
そんな夜景こそが、無料で観れる美術なのです・・・というわけではありません。
実は、この眺めを堪能する前のこと。
展望スペースからの眺めを期待して、エレベーターを上がると、
眺め以外のものがアートテラーの目に飛び込んできたのです!!
「うぉっ、アートだ
」
一目見ただけで、アートテラーの勘が騒ぎ出しました。
これは間違いなく、誰か一流の作家の作品です。
そんじょそこらのアートとは違うオーラを放っています。
近寄ってみると、作品の横には、注意書き。
しかも、絵の両サイドに!
かつて、これほどまでに厳重に注意が促された無料作品があったでしょうか。
“てか、大事なら、こんなところに飾るなよ!” という気もします (笑)
しかし、作者の名前を見て、大事にするのも納得。
世界的に評価の高いあの方の作品ではないですか!
無料で観れる 美術百選 074 菅井汲 《人間・・・夢》
菅井汲 (1919~1963) 。
読み方は、 “すがいくみ” です。
若い頃は、阪急電鉄宣伝課で商業デザインの仕事に就き、
今のオリックス・バッファローズの前身・阪急ブレーブスのロゴもデザインをしています。
さてさて、この方。
日本美術界きってのスピード狂としても、お馴染み。
愛車のポルシェにまたがり、時速200キロ以上のスピードで高速道路を走っていたそうです。
「時速400キロ位走れる車をもってみたい」
という言葉も残しているくらいですから、相当な走り屋だったのでしょう (笑)
しかし、単なるスピード狂ではなく、
その高速走行中に浮かんだビジョンを作品のモチーフにしていたのだとか。
そう言われれば、今回の作品も。
サーキットやチェッカーフラッグに見えてきました (笑)
<無料で観れる美術 データ>
文京シビックセンター
住所:東京都文京区春日1-16-21
アクセス:○東京メトロ丸の内線・南北線 「後楽園駅」 より徒歩1分
○都営地下鉄三田線・大江戸線 「春日駅」 より徒歩1分




