2009年に訪れた美術展。その数、実に、181。
しかし、2010年は、それをさらに上回って、自分でもビックリの244。
中には招待頂いた美術展もありますが、基本的には自腹 (←当たり前)
「お金無いなぁ…」 と毎日思っていますが、その原因は、間違いなくコレですね!
今日、この数字を見て、気付きました (笑)
観た美術展の数が増えたため、ベスト10を決めるのが、昨年よりも難航しました。
どれを選ぶべきなのか。
そして、どれを選ばないべきなのか。
選んだ中での順位は、いかに。
ある意味、M-1の審査員くらいプレッシャーがある選定作業。
2時間悩んで (←それでも、そんなもので済みましたw) 、ようやく決定いたしました。
果たして、アートテラーが選ぶ今年のベスト美術展は、何なのか。
美術界に反映はまずされないランキングの発表です!
第10位 国宝・曜変天目と付藻茄子
とにもかくにも、 《曜変天目》 に感動した美術展。
人生で初めて、茶器に感動しました。
あの茶器に何の感動もしない僕がです!
これは、僕の美術観賞歴に残るほどのトピック。
アートテラー史がセンター試験の科目になったら、ここは重要です (笑)
「お茶碗をナメているすべての人たちへ」
是非、観て頂きたかった美術展です。
学芸員さんや美術ファンの間で前評判が高くて、
そして、そのすっかり上がってしまったハードルを楽々越えたのが、この美術展。
すごい楽しみで、東京都庭園美術館に初日に訪れてしまいましたっけ。
美術作品の持つ力と東京都庭園美術館の持つ雰囲気が、見事に掛け算になっていたのが印象的。
第8位 布を愛した人たちのものがたり展
もう毎回すっかりお世話になってしまっているアミューズミュージアム。
その出合いは、実は今年だったのですね!
お世話になり過ぎていて、1年以上経ってしまっているイメージでしたf^^;
この美術館を最初に訪れた時の衝撃は、今でもアリアリと覚えています。
来年も、どうぞよろしくお願いします (←業務連絡w)
第7位 伊藤若冲 ―アナザーワールド―
静岡県立美術館のも、千葉市美術館のも、
両方観に行けたという幸せモノです、私めは。
どっちも、若冲をお腹いっぱい堪能しました。
なんとまぁ、至福の時間。
ちなみに、静岡県美の方は、アートテラー初の出張と云う形で行きました。
昨日も、小林さんを紹介しましたが。
やっぱり、この美術展は、今年の中でも相当な衝撃を受けました!
「眼精疲労にご注意頂き、愛すべき精巧なミニチュアたちをご堪能下さい。」
との注意書きがある美術展。
眼精疲労の恐れがあるほど、目を凝らして観る美術展は、そうありません (笑)
今年ダントツに会場作りが秀逸だった美術展。
箱の芸術家・コーネルの箱の作品が、
美術展会場という箱に閉じ込められているような。
コーネルは好きな作家の一人。
こんな素敵なコーネル展を開いて頂いたことに、ただただ感謝です♪
取り壊しが決まったフランス大使館を舞台に、
日仏のアーティストが、お祭り騒ぎのようなアート展を。
“楽しくなければアートじゃない” な印象で、
やってる本人たちも楽しそうだし、お客さんも楽しそうだし。
アートテラーとして、一番印象的な美術展でした。
第3位 田中一村 新たなる全貌
輝く!ここにしかない美術室大賞 『新人賞』 グランプリを受賞した田中一村。
その美術展も、もちろんこちらにランクインです。
薦めた人全員から、 「行って良かったです」 と言われたのが印象的。
わざわざ千葉市まで行ってもらって、つまらなかったら、
もうアートテラーの言うことなんか、信じてもらえなくなりますからね (笑)
第2位 諸国畸人伝
“絵師10人、驚愕の不協和音。”
というキャッチーなコピーに惹かれて、ちょっと遠い板橋区立美術館へ。
そこで観たのは、面白くかつ新たな発見に満ち溢れた美術展。
有名どころの作家の作品は無くとも、
企画力だけで、ここまで素晴らしい美術展に仕上がるのかと、感心しました!
と、板橋区立美術館ならではの悪ふざけギリギリのキャプションにも笑わされました。
「感動<笑い」 という姿勢は、アートテラー的には大歓迎です (笑)
第1位 瀬戸内国際芸術祭2010
越後妻有の旅のせいで (?) 、
アート旅行に目覚め、つい行ってしまいましたよ、瀬戸内へ。
2泊3日で島を巡り、様々なアートと出会いました。
そのどの想い出も、キラキラしています。
ジーンズが思いっきり破れたエピソード すら (笑)
ですから、もちろん、今年はやっぱりこれが一番の美術展。
というわけで。
第2回 輝く!ここにしかない美術室大賞 『最優秀美術展賞』 は、
瀬戸内国際芸術祭2010に決定いたしました!
関係者の皆様、おめでとうございます!!
瀬戸内国際芸術祭2010には、約90万人の人が訪れたのだそうです。
「美術は美術展で楽しむもの」 「美術を楽しむなら東京」 という時代から、
すでに美術界の常識は、新しい時代へシフトしているのかもしれません。
一体、来年は、どんな美術展が待っているのでしょうか。
いやはや、今から楽しみでなりません。















