
【100年の封印が解ける】
7月4日のアメリカ独立記念250周年の翌日、イギリスのウィルトシャーに新しいクロップ・サークルができた。よくあるような幾何学的なきっちりしたデザインではなくて、大きさがバラバラな円が自由に漂っているように見えるパターンだった。不規則だけれど、全体としては調和がある。クロップ・サークルの形は実にさまざまなのだけれど、こういうゆるゆるした感じのデザインはめずらしい。見ていると、何だかあらゆるものがゆるゆると揺らぎ始めるような感覚がする。
ワシントンDCで行われた独立記念のイベントは、まるで世界の封印解き、あるいは解放宣言のように思えた。トランプ政権がこの一年半ほどの間に何をしてきたのかを読み解くのは容易ではないけれど、それが見えていると、トランプ政権はこれまでの世界の支配構造を根本的に解体してきたのだということがわかる。それが今、自由が取り戻され、新しい黄金時代が始まったと宣言できるまでになったのだ。
その翌日に発見されたクロップ・サークルは、まさにそのことを示しているかのようだ。世界は解放されて、それぞれがゆるゆると自由に漂い、調和している。互いに分断して戦うこともなく、自分のテリトリーを守る必要もなく、自然に共生し、調和している。支配勢力が解体して、締めつけがなくなれば、それぞれがありのままでいて、全体が調和するようになるのだ。このクロップ・サークルは、世界がそんな風になったということを示しているように思える。
18世紀の絶対王政の時代に、アメリカは、すべての人間が平等に幸福を追求できる自由な共和国を作ろうとして、戦っていたのだ。独自の経済システムを導入して、多くの人が創造的な事業が起こせるようにした結果、奇跡的な経済成長と技術革新を遂げた。しかし、20世紀初めに再び大英帝国に金融で支配されるようになり、アメリカは大英帝国のための軍隊のようになって、世界中で侵略戦争をさせられることになったのだ。それ以来、アメリカはもはや本当には自由な国ではなくなり、政府は国民の自由を保証するためのものではなく、国民を支配して従わせるものになった。諜報機関もシンクタンクも、国を守るためではなく、国を監視して支配するためのものになっていった。
ケネディ大統領は、この支配システムを解体しようとしていたから、暗殺されることになったのだ。ニクソン大統領は、中国とソ連との敵対関係を解消して、海外の軍隊を撤退させようとしたために、スキャンダルを捏造されて落とされた。そしてトランプ大統領は、何度も暗殺されそうになったり、ありとあるスキャンダルを捏造され、選挙操作までやられながらも、ついに支配勢力を解体した。
独立記念の2日後に、マヤ暦では緑の魔法の城に入った。これは、新しい次元に移行するステージだ。その日私は、まるで戦争が終わった日のような感覚を感じた。マヤ暦を追っていると、現実に何かがある以前に、まず意識の変化が先に来ることがわかる。意識が変わって、それから現実が作り出されるのだ。戦争が終わった日のような感覚がしたのは、世界の集合意識が、すでに解放されているということを示しているようだ。
第二次世界大戦が終わったとき、日本の人たちはとつぜん戦争から解放され、政府の締めつけから解放され、昨日までは敵だったアメリカ人たちに親しく近づくようになった。昨日まで武器を作っていた工場では、人々のための生活物資を作るようになった。そんな風に、ある日とつぜん、緊迫感が緩み、何かと戦う必要がなくなり、すべてがすっかり変わって、それぞれがありのままでいられるようになる。最初は何をしていいのかわからずに呆然としているけれど、だんだんとそれぞれが好きなこと、心地のいいことをし始め、世の中が楽しいところに変わっていく。何かそういう変化が起こったように思える。
トランプ大統領の独立記念のスピーチは、これまでの世界観をすっかり塗り替えてしまったようだ。これまで100年以上も封じ込められて、別なものにすり替えられていたアメリカの自由というものが、急に意識に戻ってきたのだ。そんなものがあったことを、覚えている人が一人もいなくなったあとで。だから私たちは、そんなものが存在しているとも、現実的に可能だとも思っていなかった。私たちは、ずっと閉じ込められてきて、それが現実なのだと思い込んでいたのだ。
金融が支配されていなければ、またたく間に経済成長させ、国を豊かにすることができる。ロシアのプーチン政権はそれをやり、わずか数年で巨額の負債を返済して、急速に経済成長を遂げた。中国は鄧小平のときに経済政策を変えて、それから急速に経済繁栄していった。アメリカに独立されてしまった大英帝国は、金融システムを使って、世界を支配する方法を考え出したのだ。それにより、ごく少数の人間が世界中を支配できるような状況ができあがった。それ以来、情報も科学も教育も娯楽もすべては支配されて、人々は豊かにもならなければ、健康にもならず、賢くもならないように押し込まれてきたようなものだ。
いったい何がすべて操作され、押し込められてきたのかもわからない。もっと簡単な方法があっても、そうしたものは封じ込められ、難解でつまらないようなものや危険なものが、いいもののように言われ、勧められてきた。そんなものを信じさせられてきたので、現実を認識して理解する能力も、封じ込められてしまった。見ればわかるようなことも、わからないような状態にされてしまったのだ。
多くの技術革新が行われていたけれど、そうしたものの多くがたちどころに芽を摘まれて、育たないようにされてきた。詐欺だとかまやかしだとか言われて、つぶされてきた。あのすべてを抑えつけてきた支配権力が、もはや力を持たなくなったのだ。これまで、何がすべて現実に可能なのかが、私たちの目から隠されてきた。そのすべてが封印を解かれて、解放されたのだとしたら、いったい何がすべて変わってしまうことだろう?
125年前、アメリカのマッキンリー大統領が暗殺されて、アメリカの経済システムは乗っ取られた。それまでのアメリカでは、ありとある発明が自由に行われ、それが製品化されてきたのだ。しかし、連邦準備制度によって金融を乗っ取られたあとは、独占支配に使えるような発明だけが、製品化されるようになっていった。
そのため、ハリウッドの映画技術はプロパガンダのためのものになり、音楽業界は大衆心理操作のためのものになった。自由な時代に作られた音楽は、調律の周波数を変えられ、演奏法を変えられ、高次の精神性を共有するものではないように変えられた。その結果、多くの人々が低次の欲求にだけ反応するような心理状態にされていた。いわゆる「典型的なアメリカ人」とは、そうやって人工的に作られたものだった。
コロナパンデミックのときに、ロックフェラー財団が20世紀初めにそれまでの医学を封印して、製薬利権のための医学を作り出したということが言われていた。それで思い出すのは、アメリカのクラシカル・ホメオパシーの第一人者だったジェームズ・タイラー・ケント博士が、200以上のレメディについて解説した講義録を出版したのが、1904年だったということだ。その頃のアメリカの医学大学で、彼は講義していたのだ。彼は、自分自身の身体でレメディを試して、生き生きとした解説をしていた。それをやりすぎたために、彼はその数年後に亡くなってしまうのだけれど、この本は、今でもクラシカル・ホメオパシーの最も重要な本になっている。まさに、命をかけた仕事だった。
あるいは、ケント博士はロックフェラー財団に暗殺されたのかもしれない。当時、ロックフェラー財団は、医学大学を乗っ取って、医学の歴史を書き換えようとしていたところだった。彼らにとって、ケント博士ほど邪魔な存在はなかったかもしれない。事実その後、ロックフェラー財団は、医学の歴史を捏造して、ホメオパシーの存在を医学史から抹殺してしまった。そして10年後には、実のところは人工ウィルスだったワクチンで、スペイン風邪の世界的なパンデミックが引き起こされることになったのだ。
ホメオパシーが抹殺されて、製薬医学に取って代わったとき、人を病から解放するための医学が、人を支配するためものに変わったのだ。そして、健康とは、薬害の犠牲と引き換えにでなければ、得られないものに変わった。100年経って、それ以外の現実などないかのように、人々が信じ込むまでになった。
クラシカル・ホメオパシーの封じ込めは、アメリカの経済システムの封じ込めと同等の大きなことだったと言えるかもしれない。レメディがということではなく、そのメソッドが、だ。これは、現代医学の概念を完全に変えてしまう。そして、人間はずっと容易に健康になれることがわかってしまうと同時に、何がすべて嘘だったのかが、自ずと暴露されてしまう。
音楽にしても舞台芸術にしてもスポーツにしても宇宙工学にしても、効果的なメソッドを封じ込めていないロシアでは、ずっと容易に高レベルのものが実現してしまうのだけれど、このことを、西側世界では何とか隠そうとしてきた。
夢のようなことが可能なのだと考える人たちは、頭がお花畑だなどと嘲笑されてきたけれど、実はある意味、この人たちの方が現実を正確に見ていたのだ。100年の封印が解けたとき、世界の現実は実はお花畑そのものだったことを、私たちは少しずつ知っていくことになるのかもしれない。
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