7日、日曜日に一旦食欲が持ち直したものの

 

 

全体的に見ると

状態は楽観視出来ない。

 

翌日は再び貝が口を閉じるように

物も水も受け付けなくなってしまったのだ。

 

かつて『覚醒』によって

普段出来ないことが出来てしまったように

認知症はスイッチの入り切りで

最後まで惑わすところがあるんだろうか?

 

 

その上前日まで

何とか車いすに座っていられたのが

ベッドから身体を起こすことも難しくなっていた。

 

水分の投与をベッドを起こして試みても

やはり飲んでくれない。

 

 

この日の午後はタムラ先生の往診が予定されていた。

 

 

楽観視出来ないものの

急を要するほどではない。

 

来て下さることが分かっているから

待つことにした。

 

 

予定より早く来てくれたタムラ先生。

 

ばあちゃんを見るなり

表情が険しくなった。

 

 

金曜日の訪問看護の際

サトウ看護師さんから報告を受けていた内容より

重篤だったせいらしい。

 

金曜日から3日。

状態は急激に悪化している。

 

水分が摂れていないので

まず第一に脱水が疑われ

先生は看護師さんに指示して

その場で点滴を施してくれた。

 

・・・ああ。これで一安心。

 

 

タムラ先生には我が家の建て替えを伝えてある。

だからこのままばあちゃんを置いておくことが出来ない事情も

よく心得てくれているのだ。

 

 

そこで

どこの病院を希望されるか?と聞かれ

 

じいちゃんの老健の隣にある同系列の病院の名前を挙げた。

じいちゃんに近い方が

どんな事態になろうとも対処しやすいと思ったからだ。

 

 

しかし

問題は

この日は祝日。成人の日。

(タムラ先生は祝日でも往診アリだったが)

 

病院はどこもお休み。

入院の可否が確認出来ない。

 

 

聞くところによるとタムラ先生は

あちらこちらの病院とパイプがつながっているとか

 

 

安心して待っていれば

いいんだよね・・・。

 

 

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