無事結婚式を終えることができた上
実家1泊までおまけにつけられたのは
13番さんがショートに行ってくれたお蔭。
式場に同行も
家に置いてくることもままならない
13番さんだもの。
そのことに関しては
感謝してもしきれないくらいなんだけど・・・。
想定内のじいちゃんはともかくとしても
ばあちゃんが帰って来た時の状態は
少々ショックだった。
この1年間
お試しと称して
1か月に1~2回
ショートステイの利用を続けさせてもらったが
3回目のショート後




『セルフ憑依』を遂げるや
翌日には

ガック~ンと落ち込んだ
ばあちゃん。
毎月毎回同様なことが起きたワケではないが
行って帰って来るたび

歩行の状態が芳しくないことがほとんどだった。
家に居る時だって
さほど努めて運動させているわけではない。
ショートに行ってる間と大差はないと思う。
まぁ、これも環境の変化がなせるワザ。
何度か行ってるうちに慣れてくるんじゃないかと
当方にとって都合よく予測していたのだが
1年やってみてもあまり状況は変わっていない。
そりゃ、認知症のばあちゃんだ。
1か月に1回
よく分かんないけど
いつも行く
『かめさん』じゃないところへ連れて行かされる。
慣れろってのが無理なハナシ。
5月の利用時
じいちゃんを連れてショート見学に行った時
ばあちゃんは、ワタシたちが居る間中

と、何度も何度も聞いていた。
自分が今どこに居るのか
一体、何でここに居るのか
滞在中ずっと
それだけが頭の中をグルグル回っていたのかも。
認知症の人にとって『不安という感情』が
心にも身体にも健常者以上にこたえることは
ばあちゃんを見ているとよく分かる。

堂々巡りの疑問は
まんま不安となって溜まっていってしまうのだ。
ショートを終えて家に帰って来たあと
それが『覚醒』や『憑依』あるいは『疲れ』となって
表れる。
そんな感じだ。
今回は
かなり強烈な『疲れ』となって帰って来た。
男性スタッフに両脇をかかえられ
吊り上げられるようにしないと車から玄関まで
上がってくることが出来ない。
それもそのはず
身体が右に大きく傾いてしまって
まっすぐ立つことが出来ないのだ。
部屋に入って
ばあちゃんのイスに座らせても
やっぱりどんどん右に傾いてしまう。
このイスは肘掛があるからまだいいけれど
ご飯を食べるために食卓のイスに苦労して掛けさせると
イスから転げ落ちるんじゃないかと思うくらいに
傾いてしまうのだ。
顔つきも顔色も普段と違う。
目の焦点が合っていなくて覇気がない。
帰って来た日の晩は
ご飯もあまり食べず
パジャマに着替えさせると
すぐに寝てしまった。
じいちゃんいわく
以前のショート見学の際

落っこちそうな格好でイスに座って眠ってた
ばあちゃんが頭に浮かんでしまったが
いつもなら
昼間寝すぎると
夜、目がさえてゴソゴソしだすばあちゃんが
その晩は一度も起きることなく朝までグッスリ。
多分、2泊3日の滞在で
疲れ切っちゃったんじゃないだろうか。
グッスリ眠れたおかげで
翌朝も幾分右に傾いていて
歩行状態もあまり良くはなかったけれど
食欲はいつもどおり戻ったようだ。
(さすがばあちゃん。)
どうしようか迷ったが
この日は
スタッフに事情を説明してから
『かめさん』に行ってもらうことにした。
幸い
帰って来るころには
いつものばあちゃんに戻っていた。
正直なところ
じいちゃんのショート拒否より
一時的だったにしろ
ばあちゃんの状態悪化のほうが こたえた。
別にショートが悪いというワケではない。
ショートに行くという環境の変化が
ばあちゃんに合わなかったというだけ。
しかし
ショート期間はずっと続くワケではなく
帰って来たあとの自宅での生活の方が
重要なのだ。
今回は何とか元に戻ったけれど
ただでさえ
段階を踏んで衰えていく認知症のばあちゃんに
この急激な落ち込みはありがたくない。
最後の最後
目的の孫の結婚式を無事終えたあとの
この結果
意図しているわけではなかろうが
物言わぬばあちゃんの
これが答えなのかも知れない。
今後のショートの利用は
どうするか?
このヒトたちに
イイ話でもあれば
ハナシは別だがね。
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