デイサービス利用については
もうそれから半年以上前
例のお正月の写真を目にしてからずっと
「何とかしなくちゃな。」と思いつつ
立ちふさがるじいちゃんの拒否により
実現できずにいた。
老人は頑なである。
(特にじいちゃんのようなタイプは)
このごろだんだんわかってきたのだが
それは、頭の中の書き換えが
スムーズにいかないせいのようだ。
Aは実は間違いで正しくはBだったとしよう。
若いうちはそれを他人からの指摘などで
気付かされたとしても
実際それが自分自身正しいと納得できれば
「ああBなんだな」と理解できるのだが
年をとると
A→Bということを認識するまでに時間がかかる。
その間にいろんな雑念が入り込む
→わけがわからなくなる
で、AはAのまんまで認識
ちょっと伝わりにくいかもしれないけど
老人の脳はそういうことの繰り返しなんじゃないかな?
と思う。
ガンコだとか素直じやないということ以前に
脳内データの書き換えが難しくなってるってこと。
デイサービス利用については
そんなワケで、ずっと平行線。
ばあちゃんんは、じいちゃんと二六時中
一緒に行動しているし。
どんどんボケが進んでいくばあちゃんを尻目に
ワタシもあきらめかけていた。
じいちゃんが
死ぬか生きるかの分かれ道の最中
こういうこと考えるヨメもどうか…だけれども
じいちゃんの入院は
千載一遇のチャンスではないか。
事を始めるにあたって、
さりげなく、実にさりげな~く
と、一応お伺いを立ててみたのね。
そしたら
肯定とも否定ともとれない返事だったけど
今までみたいな頑なな全否定ではなかった。
きっと。
今おかれた自分の状況に一杯一杯で
それどころじゃなかったと思われ。
これは
それからすぐに行動に出た。
じいちゃんが以前、介護ベッドの貸与をしてもらう時
お世話になっていた事業所に電話。
幸い、介護保険の申請は済んでいるので
それほど、手続きには時間はかからなかった。
既成事実の作成は準備万端。
残るは
立ちはだかる壁に対するちゃんとした説得工作のみ。
でも、申し込んじゃったんだも~ン。
そっちは入院中だからど~しようもないでしょ~。
てなもんであるが。←ワルヨメ
ところが
じいちゃんの返事は
拍子抜けするくらいだった。
入院中の妻の身の上を案じたのか。
いや、じいちゃんは既に
ばあちゃんの扱いに困窮しはじめていたのかもしれない。
自分の意に反して
ボケの症状は 日、一日とどんどん進んで行く。
面倒を見ているつもりでいても
なかなかうまくいかない
↑
この部分は本人は認めちゃいないが
入院前、もう既につっぱりも限界にきていたのかも。
当のばあちゃんに至っては
じいちゃんがOKと言えば
自分もOK・・・。
・・・と、いうわけで
ばあちゃんのデイサービス利用開始作戦は
思いがけず大成功に終わったのである。
次回につづく
↑
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