翌日の朝
この日は火曜日。デイサービスがある日なのだが。
実は
ワタシは少々ドキドキしていた。
じいちゃんがどう出てくるか
相打ち覚悟で闘ったろか…。
この時はそう思っていた。
どう出られてもいいように
とりあえず
例のお風呂セットは用意して
13番さんたちが朝食に下りて来るのを待った。
おや。
呼ばれることも無く定時に下りて来た。
(デイサービスの無い日はこの時間より
かなりごゆっくり。)
てえことは…
デイサービス、アリですかい。
まあ、何にも言わず見守った。
下手に口を挟むと、意固地になって
余計に話がこじれる恐れあり。
自然に。自然に。
朝食を食べ、クスリを飲み終えた時
お迎えが来た。
良かった。断ってなかった。
そして玄関まで出てお見送り。
はたまた
な~んて
やたら、愛想いいんじゃないか~い。
アタシゃ、ひとり
こんな感じ。
昨日のあれ
は、ナンだったんだよお…。
考えてみれば、
もし、じいちゃんがデイにヘンな電話をしていれば
ワタシの携帯に必ず連絡をくれるように
デイの人と打ち合わせてあるのだから
別にビビることも無かったのだが…。
じいちゃんがデイサービスに電話をする前に
多分あっちゃんからの電話を取って
説教をくらい、改心したんだろう。
あっちゃん、感謝!
あなたの説得の効果は絶大でした。
お陰でばあちゃんは、今週も変わらず
楽しくデイサービスに通っております。
さて、
ブログにぶしつけにも、相談コメントをお願いしてしまった
華之将さん。
お仕事でお忙しいのに、深夜2時という時間にご回答を下さった。
ばあちゃんを送り出したあと拝読しました。
このコメントを独り占めするのはもったいない。
息子たちにも読ませたいので
ご本人のご了解を得て全文紹介させていただきます。
人は高齢になると頑固になる傾向が強くなります。
自分の世界が出来ており新しい世界を認めません。
しかし、真実を隠すことなく話すと事態の打開があることもあります。
時に真実は人を大変傷つけます。私も真実を述べて失敗もあります。
しかし、確率的には率直に真意を述べると成功する確率が高くなります。
「デイサービスを辞めさせたい」に対して…
「デイサービスが認知症の改善に役立っている」と説明するか?
「デイサービスに義母が行かないと、私が精神面も体力も限界が来る。私のために行かせてほしい」と説明するか!
どうせ喧嘩するなら爆弾を投げてあげましょう。介護者が大変なんだと…
介護者の実態の少しは理解するのでは…案外介護者の苦労を知らないものです。
義父が傷つくか理解するかは判りません。…言い方次第で鬱の心配はあるのですよ。
私は話しするときにあまり変化球は投げません。直球勝負で挑みます。
しかし、直球を投げるときには守らなければいけない原則があります。
「言葉は優しく、内容は厳しい」言い方…此れが話し合いです。
たとえば…「そうね、お父さんの言うとおりデイサービスでは余り効果は無いかも知れない。
でも段々酷くなるお母さんがデイサービスに行っているので私も介護が何とかできるのよ。
私が倒れたらお父さんも大変だから…ね。優しいお父さん判ってくれるよね?」
…一般的に逆の方が多いです。…
「言葉は厳しく、内容が優しい」言い方…此れは単なる喧嘩です。
たとえば…「デイサービスでお世話かけているのに皆さんに悪いでしょ。やめるなんて認めない。やめたら後のお母さんの責任持ってよ!」
あまり良い解答では無いかも知れませんが…
ワタシが準備していた言葉は
まさに、一番最後の悪い例だった。
あっちゃんがを説得して
じいちゃんが改心してなかったら
おそらく、これを吐いていて
ホントに相打ちになり
刺し違えて双方傷だらけになってただろう。
問題解決の報告をすると
再度アドバイスを下さった。
何はともあれデイサービスが無事継続できてよかったですね。
第三者の意見は素直に聞ける人が多いですね。
「言葉は優しく。内容は厳しく。」…
言うは簡単ですが、案外できません。言っている本人は厳しく言っていると思い込んでいる人が多いのです。
良くあるのですが相手に約束を迫る時…
「約束は昨日じゃないか。忘れたのかよ!」
「ああ、すみません。出来るだけ急ぎます?」
「困るんだよこっちも、今度は間違いないね。急いでよね」
「勿論、急ぎますよ…」 で約束は守られません。
…「言葉厳しく、内容が優しい」典型です。 …肝心な期日を明示していないからです。
「ああ、お元気ですか。お互い忙しいから大変ですね。そう、お約束の期日今日ですね。何時いらっしゃいますか」
「ああ、すみません。出来るだけ急ぎます?」
「それでは今日の2時にお待ちしています。楽しみにしていますよ!」
「今日はちょっと都合が悪いので…?」
「残念ですね。そうですか。明日の2時は如何ですか。此方から伺いましょう!」
「いや、此方から行きますよ!」
「ありがとうございます。明日2時ですね。久しぶりに近況でも話してください。」
相手が約束の2時に来ない時は、直後に連絡します。
「〇〇さん、お約束の2時に待っているのですが、何か大変な事でもありましたか」…とホローします。
…言葉は優しいですが、内容が厳しいのです」これが本来の話し方です。
相手が誰でも
どんな場面でも通用することではないだろうか。
ワタシは今、山田家の介護の中心でいることから
かなり慢心していたようだ。
ワタシが居なけりゃコノ家、ガタガタよ~
どう?感謝しなさいよ~
みたいな 上から目線
それが
言葉ひとつにも表れる。
おおいに反省。
華之将さん、ありがとうございました。
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