以前記事に書きましたが、

少2の娘はピアノを習っており、今年の発表会では親子連弾に母親の私も出ることになってしまいました。

関連記事はこちら。ピアノ。楽譜。発表会。アミノバイタル。

 

 

先日、そのドキドキのピアノの発表会が無事終わりました。

 

緊張しました。

疲れました、、、。

出来の良し悪しはともかく、無事終わってよかった。

 

 

 

二つのピアノ教室合同だったのですが、生徒さんは合わせて35人くらいいて、市内の小さなホールで行われましたが、結構ちゃんとしてました。

 

娘は年中から習っていますが、今までは幼稚園内だけの発表会で、場所は幼稚園のホールだったし、生徒は幼稚園生だけで連弾もなかったのですが、小学生になったので、会場も変わり、年上のお姉ちゃんたちがいっぱいいました。一番年上は高校生のようでした。しっかりしたお姉さんで会場のお手伝いもこなしていました。

 

娘は、練習も時々さぼったりしてたし、当日もそれ程緊張もしてないようでした。

問題は、私。気が小さい上に、人前で発表するなんて、とんでもない! 必死で練習しました。なるべく毎日練習しました。

 

アミノバイタルの羽生くんに励まされ、世界選手権SP後の辛いインタビューから衝撃の逆転劇を起こした羽生くんにまたまた励まされ、、、。

 

頑張りました。私。(なかなか褒めてもらえないので自分で褒めとく 汗)

練習はゆづが寝ている間の僅かな時間にしないといけなくて(起きている間に練習すると必ず邪魔しにくるから)、しかも車で寝かせておいて、5分か10分に一回は車の中のゆづの様子を見に行きながら、練習しました。

 

最初は本当に間違えてばかりでした。こんなので発表会になんて出られっこない、と不安でした。

そんな時に降りてくる羽生くんの言葉。

 

 

できなかったら、できるまでやる。 (by アミノバイタル)

 

 

 

この励ましで、へこたれずに練習を続けることができ、ミスは格段に減りました。テンポも早くできるようになったし、ペダルもつけられるようになりました。

 

ただ、とにかく難しかったのは、娘と合わせること。

一人ではノーミスで弾けるようになっても、娘と合わせると弾けなくなる。

連弾は全くの初体験なので、他の人が弾く音を聴いて弾くのがこんなに難しいなんて知りませんでした。

 

でも、何度かやっていくうちに少しずつ慣れて、自分の音と、娘の音と、両方聴けるようになってきました。それでも、音を合わせるのはやっぱり難しい。ずれてしまう箇所がいくつも。娘もノーミスで弾けることは少ないので、余計です。娘と二人での練習は週2〜3回でした。

 

初めて人前で弾いたのは、先生のお宅でのレッスンでした。直前まで大丈夫だったのに、急に緊張し始め、頭が真っ白になりそうでした。なんとか弾きましたが。

 

 

練習で最後までしっかり合わせて二人ともミスなく弾けることは、とうとうありませんでした。

 

 

そしていよいよ本番の日。

午前中に会場でリハーサルがありました。

 

ステージ中央にど〜んと置かれたグランドピアノ。

スポットライトが当てられています。

 

先生  「では、やってみましょう。」

 

私と娘 「はい。」

 

履いてきたスニーカーから本番用のかかとの高いオシャレ靴に変え、楽譜を広げて座ってみました。

 

 

!!!

 

 

全然違う。

グランドピアノって、、、。

これで、本番弾くの?、、、ね。

 

ごくり。

 

 

アップライトピアノしか弾いたことがなく発表会も初めての私にとって、実際に座ってから気がつくことがいろいろありました。

譜面の位置が高い! 目線が高くなっちゃう。

手元が暗い!(これはライトのせい?)。

音が思ったより響かない!(これはこのピアノの性質?)。

タッチが違う! 重いのか、軽いのかすらわかんない。

とにかく、弾きにくい!この一言に尽きる。

 

先生のお宅でレッスンをしていただいたときにも思ったけど、ピアノって、一台一台、違うんだね。家のピアノでしか弾いたことないから、先生のピアノも弾きにくかったの思い出した!

 

 

はあ。

 

一応リハーサルも終わりました。

音が響かないから、出だしは気持ち大きめで。mpだけど、mfくらいで。

 

はい。音、大きめに。了解です。

 

あとは、お辞儀の練習。

舞台袖から中央に貼ってある足跡サイン(先生が用意した足跡の形が書いてある紙)目指して歩き、正面を向いて、せ〜の、ぺこっ。1、2、3数えて、はい顔上げて。お辞儀さえも二人で合わせないといけないっていう、目に見えないプレッシャー。

 

 

とりあえず連弾は終わり。娘はソロ曲を弾かせてもらい、リハーサルが終わりました。

 

 

練習と本番の違いって、場所や大勢の人がいるかいないかっていうだけじゃないんだね。ピアノっていう楽器への適応力が必要なのね。フィギュアスケーターにとって、氷の質の把握が大事なように。

 

ごくり。二度目。

 

午後からの本番に向け、気合を入れ直すとともに、思ってもみなかったピアノへの適応力という難題が頭にもたげ始めました。

 

 

 

一度帰宅し、早めのお昼を軽く済ませ、また会場に向かいました。

 

前半は、ソロの部。

低学年から始まるので、娘の番は早く来ます。前回の発表会では、ものすごく緊張して見守っていましたが、今回は自分の番が後にあり自分自身が緊張しているせいか、わりと軽い気持ちで見られました。

 

 

 

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う〜〜ん。

練習の成果、そのままだね。

サボった感じがよく出てる演奏でした!

それでも、頑張ったよ。暗譜もできてたしね!止まりそうになったけど最後まで頑張ったね。

 

最初と最後のお辞儀は、とても丁寧で立派だったよ。恥ずかしさからなのか、くねくねしちゃったり、さっさとやっちゃう子が多い中、娘は手をお腹の前に揃えてきちんとやってました。こういうのは大事です!羽生くんの礼儀正しい立派な態度に通じます。スケート連盟の表彰式でも降壇する際に振り返って自らお辞儀していたのは、羽生くんだけだった。あとはたった一人で降壇した真央ちゃんね。

うん、お辞儀は大事よ。

(あとでうちの親にも動画を送ったのですが、この点をとても褒めてくれました。何事も礼に始まり、礼で終わるって。)

 

 

小学生も高学年になると、すごいの弾く子が出てくるね〜。

そして、中学生、高校生。ノーミスで弾けた子って、そうそういなかったと思うけど、難易度が高い曲をたくさん聴けました。

 

娘も私も「のだめカンタービレ」が好きなんですが、発表会のパンフレットの曲名の中にモーツァルトのトルコ行進曲ときらきら星変奏曲を見つけ、楽しみにしていたので、聴けたのは嬉しかったです。娘の密かな夢は、いつかトルコ行進曲を弾けるようになること。頑張れ〜!練習しろよ〜!

どちらの曲もなぜか楽譜を持っているのですが、難しすぎて弾いたことがありません。あせる

 

 

 

うちでは玉木宏さんのことを未だに「千秋先輩」と呼んでいます。

のだめ(上野樹里さん)も同様に。あとミルヒー(竹中直人さん)も。

娘は2歳でのだめを見てました。第九の「喜びの歌」も好きです。

 

 

休憩を挟んで、さあ、後半。連弾の部。

 

 

手汗がひどく、冷たくなってきました。

大丈夫。

できる、できる、できる。

メインは、子どもだから。親じゃないから。

 

 

これまた出番が早くて、でも待っている間は嫌ですね。直前の舞台の袖も嫌ですね。

前の演奏者はこちらも母娘コンビだったのですが、途中で演奏が止まってしまい、ハラハラしました。お母さんが、「先生、ごめんなさい!!」と袖で待機する先生に謝りながら、はけていきました。気持ちわかる〜〜〜!お疲れ様でした!

 

次は私達。

 

ごくり。3回目。

 

 

よし、行こう。

 

 

ステージ上を歩きます。

足跡まで歩きます。

顔を上げて、前を見ます。

 

!!

 

ライト眩しい!!!

何も見えない!

お客さん、見えな〜〜〜い!

 

せ〜の、ぺこ、1、2、3、顔上げて。

 

やっぱり、見えな〜い。

人がたくさんいるっていう気配はすれども、姿は見えな〜〜い。

 

 

よし。

いない、いない、誰もいない。

 

 

ちょっとだけ緊張がほぐれた気がしました。

 

 

緊張しがちな人はルーティンを作るといいと、あるテレビ番組でやっていて、

「おお!羽生くんみたいに私もなんかルーティン作ってみよう!」

 

 

と思っていましたが、大したことが思いつかず、結局息をふうっと吐くことにして練習の時もやっていました。

 

 

ふう。息を吐いて。

 

娘とタイミングを合わせて、、、1、2、3、はい。

 

いよいよ、弾き始めました。

弾きづらい。やっぱり。

あ、出だし!音大きめ!忘れてた!

 

 

ぎゅお〜〜〜ん!

一気に緊張が襲ってきました!

やばい!

自分の手じゃないみたい。

 

 

間違えやすかったところに来ました。

いっぱい練習したところです。

難しい和音。

 

うっ。親指抜けた!

が〜〜ん、、、。

 

それでも演奏は続きます。

 

あ、音外した! やばっ。

 

なんかずれてない? 娘のテンポが早くなっていきます。ママの伴奏をよく聞いて、合わせて!

 

私のソロ部分、、、なんとか切り抜けた!

 

娘のソロ部分、、、やっぱりいつもと同じ間違えしてるし! ご愛嬌!

 

 

最後の難しい部分。なんかまたずれてる?

 

フィニッシュ!

合わせられた?!

 

、、、なんかもう覚えてないです。

 

 

 

終わりました。

なんとか終わりました。

 

もう、いいです。なんでも。終われば。

 


もう、すっかり気が抜けました。

空気みたいになってしまいました。

 

それにしても、ノーミスどころか、下手くそだったな、、、。

あんなに練習したんだけどな。

ちょっとは悔しいけど、「ま、いいか」的気分の方が大きいとは、向上心がないな。

 

練習の時の力を本番で100%出すって、すごくすご〜〜く難しいことがよ〜〜〜くわかりました。齢40過ぎてから。

 

客席でビデオを回していただんなちゃんに、あとで演奏について評価してもらいました。

娘のソロ:75点

連弾:70点

 

ど〜〜んっ。厳しい!

 

本番で100点の評価をもらうには、普段から120点くらいの演奏ができてないとダメじゃん。とほほ。

 

 

こんなちっぽけな発表会ですら緊張しちゃって、100%の力を出せないっていうのにさ、

 

あんな大舞台で世界中の人が見ているところで年に何回も演技するって、しかも何度も歴代最高得点出しちゃったりしてさ、

 

 

ジャンプでミスしても、驚異的なリカバリー見せたり、SPで失敗してもFSで逆転優勝しちゃったり、

 

 

そりゃあ、もう、肝が座ってるどころの話じゃないね。度肝を抜くね。精神力の強さったら、人間離れしてるよね。やっぱ宇宙人? 

 

 

 

いえいえ、人間です。

この右手が物語ってる。背負ってきたもの、強さ、弱さ。自分だけじゃない、チームへの信頼。

 

 

たかがピアノの発表会だったんですが、練習と準備にそれ相応の時間を費やし、本番では100%の力を出し切れないという経験をして、羽生くんの偉大さをかみしめた私でした。

 

 

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記念品のカップや鉢植え。フラワーアレンジメントは、お友達のお母様から。 

 

 

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娘はお菓子やハンカチもいただきました。

キーホルダーは、これまたお友達のお母様から。たぶん手作り。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

非常に長くなってしまいすみません。これでも短くしたんですが。

 

お写真たくさんお借りいたしました。

謹んで御礼申し上げます。