子の時に好きだった石立鉄男さんのことを、ずっと忘れていた。


なぜ、石立さんのことを好きだったのかを思い返してみた。


石立さんの役は、優しい人だった。

子役の杉田かおるさんとのやり取りは、自分の父さんを観ているようだった。


ユーモアは、生きるための糧だった。


石立さんは、コメディでは「二枚目」を演じていると言う。「二枚目」とは、「自分の大切なものをゆずることのできる人」。


石立さんの孫の世代の三浦春馬さんに私がひかれるのも、この優しさだ。


春馬さんが、自分のいのちを削るようにして、おとなの犠牲になる小さい人たちを守ろうとしていた姿は、真実の「二枚目」だ。


真実の「二枚目」には、笑いが似合う。

石立さんの笑顔と、春馬さんの笑顔には、共通点がある。


優しい人が尊重されて、生き続けることのできる日本社会なら、どんなに幸せだろう。