春馬さんの、初めてのミュージックビデオの撮影メイキングを観た。

うたいながら、ひとつひとつ音を確かめながら、音を編集していく人たちと、楽曲を作っていくようすに、感心した。新たな可能性に挑戦し、嬉しそうだ。

音に対するセンスがいい。

いま、突然思い出したのだが、「銀魂~」という映画の部分をネットで観たとき、春馬さんの精魂込めたセリフが、バックのエンディングのような曲が大きく聞こえなくて、腹立たしかったこと。

音やことばに対する感受性の豊かな春馬さんが、この映画の自分の場面を観たときに、どんなにか落胆しただろうと思うと、つらくなった。

ミュージックビデオに戻る。
いままでの撮影にはなかったカメラワークに感心しながら、いいものを創ろうとする、春馬さん。

その動画から、写真も起こすのだが、キメた写真より、自然な感じのほうが、作られた動画との差が出て、おもしろいのでないかと、話す春馬さん。相手が春馬さんに共感できる人で、観ていてホッとする。

さて、「アーティストって、こんなことまでやるんですか」の場面。

危なくて、高いところに春馬さんを立たせて、写真を撮ろうとする人たち。

「そうだよ、みんなやるんだよ」と強制して、笑う人たち。

ここで本来ならマネージャーが、春馬さんがイヤがっていることを、やめさせないといけないんじゃないのか。

もし、高いところから、その時、春馬さんが落ちていたら、どう対処したのか。

撮影現場での人権侵害が、こんなふうに残っている。メイキング映像を撮っているのは女の人のようで、春馬さんへのインタビューに相づちする声が録音されている。

たとえば女優さんなら、「エー、ここで脱ぐんですか」「そうだよ、みんな脱いでいる」と、強制されているようなものだ。

春馬さんが、この業界で、どんなに、我慢してきたんだろうと思う。

怖くて、危なくて、イヤなことは、やらなくていいんだ。春馬さんを助けるのが事務所の仕事だ。

金ばかり稼がせるんじゃなくて。