去年の夏、富士山登山
をしました。
富士山頂を目指して登り、雲の上から風景を眺め、めでたく日の出
を拝んで来ました。
そのときのことを、最近、ふと思い出したりするのです。
あの一連の作業は、やっぱり人生の歩き方でもあるなぁ~と・・・思うのです。
私の場合は、登山なんてしない人が急に登るのだから、
一ヶ月前からウォーキング
で身体作りをしました。
アンテナを張って情報収集しました。
体力に自信が無かったので、どうしたら元気に辿り着けるのか、
そのコツをいろんな人の話から参考にしました。
持ち物は、必要最低限の物にする。
体力の消耗を避けるため、小まめに衣服の調節を利かせられるようにする。
重たいものは、なるべく持ち込まない。
そして、目標は当然頂上でご来光を拝むことですが、
私はそこに、そのときの自分の目標を重ね合わせて登ったのです。
ツアーに参加していたので、インストラクターの方が先頭と最後尾に付いてくれて
ゆっくりと登ります。
先頭で誘導してくれているのは、若くて可愛いお姉さんでした。
登山が好きでたまらない彼女は、ずっと大きな声でみんなに話しかけながら
最後までずっと元気でした。
彼女が教えてくれた歩き方は、極力体力を消費しない歩き方です。
大きな一歩は体力を使うので、一歩を小さく小まめに出す。
段差のある所は、迂回してでも、なだらかな道を歩く。
一定のリズムを刻む。
休憩時間は、水分の補給と必ず深呼吸をする。(高山病の予防)
体温の調整に気を使う。
それだけを淡々と自分の呼吸を聞きながら、
こなしました。
ときどき山の頂上を確認し、
「あぁ~、まだあんな上だわ~。雲の上なんだわ~。」などと言い、
次の瞬間は、自分の足元を見る。
なだらかな地面を目で追い、迂回しながら、
自分のリズムで小さな一歩を繰り出す。
その一歩は、通常の一歩の半分くらいの歩幅でした。
一歩というよりは、半歩と言ってもいいくらいです。
その一歩の積み重ねで、確実に目標に辿り着くのです。
気がついたら、頂上に辿り着いていたのでした。
夢や目標を、山の頂上だとしたら
今、私のとるべき行動はなんだろう![]()
それは、小さな一歩を前に出すことです。
それを淡々と繰り返すことです。
雲の上の目標を眺めて
どうやってあそこへ行こうか~、などと
ぼやくより、
大きな一歩を踏み込んで、
ホップ・ステップ・ジャンプ!
を目指すより、
今、立っている地面を確認し、
小さな一歩を歩くこと。
今日歩けるところを歩くこと。
地味だけど、
それが一番確実で堅実で現実的です。
それが、現実を生きることだと思います。
現実を生きるのは、
地味な作業がいっぱいで
面白くないこともあるかもしれないけど。
そこをやるからこそ、
目標に到達できるのですね。
ビジョンだけ、心に描いていても、
行動を起こさなければ、
何も始まらないのですから。
今日も小さな一歩を繰り出すこと。
焦らずにそれを毎日淡々とこなしていこう。
って、最近、ふと思うのでした。![]()