お元気様です。天野使音です。
亡くなる命と生きる命 ④
母が目の前で自殺した女の子が成長していくお話です。
こちらの続きです。
25歳で自分の命を絶った母。
どうして死んでしまったのか・・?
家族の誰もが、衝撃を受け、
どうして、死を選んだか?
何人かの霊媒師のところへ聞きに行ったそうです。
でも本当のことは、わからず、
死なせてしまったことに、
それぞれが、苦悩の日々を過ごしました。
女の子の母は、お洒落が好きで、洋裁学校に通っていたそうです。
初恋もあったような?話も聞きました。
20歳を過ぎた頃、
親の勧めで見合いをして父と結婚します。
長男の嫁として嫁いだ家は、8人家族の農家。
朝早くから、毎日大忙しです。
母は、独身の時に結核を患い、
治ったのですが、
22歳で女の子を出産したあと、
結核を再発します。
女の子を祖母に預け、母は入院。
やがて退院しますが、無理をすると体調を崩します。
女の子は、おばあちゃん子で育ち、
やんちゃで、なんでもすぐに「いや」と言います。
母にとっては、育てにくい子どもでした。
言うことを聞かないと、母は納戸に閉じ込めます。
真っ暗な納戸に閉じ込められ
女の子は、大声で泣きます。
「言うこときく?」
と母は、女の子に聞きますが、
女の子は、大きな声で泣くだけです。
その声を聞いて
祖父が飛んできて女の子を出してあげます。
明治生まれの祖父は、めちゃめちゃ厳しく
自分の子ども達には、スパルタで育ててきました。
そんな祖父が、
母親に叱られている孫の泣き声には甘かった。
母としては、ちゃんと育てたい。
でも思い通りに育ってくれない。
女の子なのに、じっとしてくれない。
母は、イライラが止まりません。
母は、がんばって子育てしていたけれど
女の子は、言うことを聞きません。
お尻を叩いてみても
きびしく怒ってみても
また同じことを繰り返す女の子。
生まれた時、女の子の右腕に、白いアザがありました。
これも母にとっては悩みのタネでした。
成長するにつれ、アザも大きくなります。
母にとって初めての子育ては、
理想通りにいかず、
ちゃんと育てられないもどかしさに悩んでいたようです。
母は、自転車が好きで、
女の子を乗せて、体調のいい時は出かけます。
そんな時は、女の子もごきげんで
おとなしく自転車に乗っています。
いつものように自転車の後ろに
女の子を乗せて出かけます。
女の子は、
自分の足を
ぶらぶらさせて
遊び始めた瞬間
足を
後輪に入れてしまいます。
!!!
母は、びっくりして、後ろを向くと・・
女の子は、右足から血を流しています。
右足小指の傷は、思ったより深く
一生傷になりました。
母にとってはショックで落ち込んだそうです。
続きます。
亡くなる命と生きる命 ⑤
・・・・・・・・・・・・・
病気や事故、災害などで