先日
介護や 家族 親戚関係のことなど
ストレス溜まりまくりの
アラカンの友人たちと
スカッと一発 気分転換しよう
ということで
ネットでウワサの
都心の オサレなお店に
出かけた
そこで
こういう心理状態 だからこその
お味も 値段もゴーカな
パフェをいただき
いろいろな 腹に溜まったことを
言いまくり
まだまだ 吐き出しきれない
ストレスを 抱えたまま
その後
これまた ネットで評判の
フレンチレストランへ
そのお店
見ると 女性客が
9割以上を占めていて
その理由は
接客する人が 100%男性で
しかも そのイケメン率も
限りなく100%に 近かったからか
だけど
残念ながら
その日
怒りや
将来への不安のマグマを抱えた
私たちには
そのイケメンたちが
料理を運んでくる毎に
爽やかな笑顔で 説明してくれる言葉も
ほとんど 耳に入らなくて
ただ そのマグマを
垂れ流すことだけに
夢中で
そういうワケで
実は
あの日の お店の雰囲気や
お料理のこと
あんまり 思い出せないんだよね
いつもだったら
きっと 楽しめたはずなのに
ああ もったいない
ただ それでも
ひとつだけ
はっきりと 覚えていることが
ある
友人が話してくれた
知り合いの女性から 聞いた
という
そのお姑さんの 話
その
私の知り合いの人ってね
息子の嫁として
ずっと お姑さんと
同居してたの
お姑さんとの仲は
特に トラブルもなく
義理の関係だけど
結構 うまく行っているな
と
思っていたみたいなのよ
そんな ある日
お姑さんが 突然
外出先で
倒れて 亡くなってしまって
その 急なお葬式の準備もあって
彼女が お姑さんの部屋に入ったら
机の上に 広告の紙を綴った
手作りノートが 広げてあって
そこには 嫁の悪口雑言が
書き連ねてあったんだって
そのノートは
後から 紙を
追加できるようになっていて
次々 足していったようで
既に かなりの分厚さになっていて
その ずっしりと重いノートに
閉じ込められた
姑の 彼女に対する怒りの量に
愕然としたって
その話を聞いていた
その場にいた友人たちは
皆 姑が健在で
ということは
多少なりとも 通じる思いがあって
うわ~ ヒドイ話ね
お嫁さんの受けたショックは
想像するだけで 胸が痛いわ
と 皆 口々に言った
もちろん 私も
そう思った
だけど
なぜだろう
その時 私は 同時に
突然死した お姑さんの気持ちに
思いを致してしまった
姑の立場に
なったこともないのに
そのノートを
お姑さんは
絶対 誰にも 見せるつもりは
なかったはずだ
墓場まで
持っていくつもりだったはずだ
最後まで 「いい姑」を
演じるつもりだったはずだ
裏で こっそり
抑えきれない 嫁への負の感情を
そのノートに 吐き出しながら
思うことは 自由だ
感じることも
ひとは
誰でも
口に出すのも 憚られるような
言ったら 人間性を疑われるような
ツイートしたら 炎上確実のような
自分勝手で 醜い感情を
持ったことがあるはずだ
神様は
ひとを そのように
不完全なものにつくられた
ただ
思うこと と
それを言葉や行動で表すこと は
全然 別だ
https://ameblo.mom/abekawa-maki/entry-12436937336.html
ひとは どの動物よりも
高度な理性を持って
感情を抑え
振る舞うことができる
人間関係に
無駄な軋轢を 生まないために
お互い
気分良く過ごせるように
これは
私の 勝手な妄想だけど
そのお姑さんは
夫にも 先立たれ
友だちも
一人減り 二人減りして
不安と共に
自分に残された 消失の時間を
過ごしていたのかもしれない
方や 若い家族たちには
未来があり 希望があって
そんな お姑さんの気持ちなど
想像できるはずもなく
そういう 日常の中で
お姑さんは
お嫁さんや 孫の
何気ない一言に
傷ついたこともあっただろう
でも
悪気はないんだから
そう思って
やり過ごして
だけど
どうしたって 溜まってくる
心の中の 怒りや不満を
どこかに
吐き出さなくてはいられなかった
その先が
手作りノートだった
としたら
その ノートに書かれた悪口 は
姑の
お嫁さんに対する やさしさ
という
パラドックス
とも 言えるではないのか
死ぬ前に
ノートを処分できなかった という
痛恨のミスは あったけど
あの日以来
私は
ずっと 考えている
自分の中の
醜い感情すべてを 吸い込んで
異次元に運んで 二度と戻らない
ブラックホールのような
穴が あればいいのに
だって
未熟な私は
生きていく上で
抑えた感情を 吐き出す場所が
絶対 必要
でも
絶対 絶対
誰にも知られたくない
ということは
やっぱり
友だち同士で 楽しいところに行って
美味しいものを食べながら
愚痴を言いまくって
忘れる
形に残らない そんな方法が
一番 いいのかな
だとしたら
それに付き合ってくれる
友だちがいる 私は
ほんとうに 幸せだ
そのことに
超絶 感謝しなくちゃ
ありがとう
