これは リアルな

我が家の あるある話です

 

 

 

我が家の娘 ドラ子は

私と一緒に 出かける時

 

私への

ファッション&お化粧チェックが

それはそれは 厳しい

 

 

さあ 出かけるわよ

 

と 私が玄関に降りて

 

それから

ドラ子が降りて来るまで 15分

 

 

そこから

私へのファッションチェックが 始まり

 

私は 部屋に 連れ戻され

 

あーだこーだ と

ダメ出しの言葉を 浴びせられながら

 

服を脱がされ

 

お化粧を直され

 

実際 家を出るのは

予定時刻の 1時間くらい後

だったりして

 

 

いや

私が 極端にセンスがない とか

そういうことは

特にない と思うよ

 

ドラ子以外の人から 言われた事ないし

 

…と言うと ドラ子からは

 

他人が そんなこと

指摘するハズないじゃん

 

という言葉が 返ってくるんだけどね

 

 

 

私は

認知症の母が デイホームに行く前には

必ず

母のファッションチェックをする

 

だって そうしないと

色やデザインが ちぐはぐだったり

季節感が めちゃくちゃだったり

 

変なんだもの

 

 

だけど もちろん 私は

そんな時でも 母に

イヤなことなんて 言わないし 

バカにしたりもしない

 

絶対

 

 

なのに ドラ子は

 

 

 

私は 彼女の前では

まるで 人形のよう

 

されるがままに お化粧され

服を着せられ

 

塩対応の言葉を 浴びせられ

 

 

でも その中に 稀に挟まれる

 

ママ かわいくなったね~

 

と 幼児に使うような 褒め言葉に

やたら喜ぶ自分が いたりして

 

 

 

 

そうして

ようやく 出かけた先で

 

私は 娘と よく写メを撮る

 

 

面白い看板を 見かけた時

 

かわいい花を 見つけた時

 

時には ふたりで自撮りして

 

 

ランチに入った レストランでは

 

私 もう社会人だから

今日は奢るね

 

なんて 言われ

 

ドラ子も 大人になったのね

 

と しみじみしていると

 

その後のショッピングで

おねだりされちゃったりして

 

あれれ 結果的に 私のほうが

たくさん払ってない?

 

なんてことになったり

 

 

 

 

そんな時間を過ごした 夜は

ベッドの中で

 

ああ これは ずっと後

私にとって

宝石のような 幸せな時間として

思い出されるんだろうな

 

なんて 考える

 

 

 

そして

 

恐らく

 

それは ドラ子にとっても

 

 

だからこそ

彼女は 私の服装や オシャレに

口うるさいんだ と思う

 

彼女の記憶の中では

ママは

美人で オシャレで

上品であってほしいんだ

と思う

 

そういう記憶を残したいんだ

と思う

 

いや そりゃ ムリだけど

 

 

でも 彼女は

 

それに 可能な限り 近づいてほしい

 

と思ってるんだ と思う

 

 

 

 

私は 多分

普通ではないんだろうけど

 

若い頃から マンガに夢中で

毎日 お化粧をする習慣とか

なかったし

 

空想や 想像の世界ばかり

興味があって

 

現実の 自分のビジュアルなどに

注意を払う 精神的余裕など

なかった

 

…てか

若い時は 何もしなくても

すべすべ ピチピチ だったから

安心してたのかも

 

 

でも

時の流れは 残酷

 

 

すべすべは ざらざらに

ピチピチは ダルダルになった


鏡を見て 自分でも

 

こりゃ さすがに

マナー違反レベルだな

 

と 思ったりもするけれど

 

 

でも 習慣というものは

急には 変えられないしね

 

 

ま いいよね

 

 

ステキな思い出として

刻まれる記憶には

 

きっと

家を出るまでの バタバタも

含まれてるハズだから