私は夢でもみているのか?

とりあえずこれ以上「こいつ」に翻弄される気はないので、散歩に連れ出した。

うれしそうにしっぽをふっている。いや違う…そうみせかけて私を困らせようとしているのだ。

そんな素直に散歩してくれるわけがない!


突然こいつはピタリと止まった。

また始まった、こうなったらテコでも動かない。

「早く動きなさいよ 」

犬はこちらを向き直る

《ぷい!いやだ》

またか…絶対狙ってやっている。

なぜかこの広場に来ると勝手に立ち止まるのだ…

しばらくするとやっと動きだした。

…続く…