調剤薬局って技術料以外に、こんな所でも儲けてます。
「薬価差」です。
薬には国が定めた値段=薬価が存在し、
薬局(病院も)は薬価では無く、そこからある程度値引きされた額で購入します。
そして薬価で健康保険組合に請求するので、値引き額(薬価差)が利益になります。
(ココまでは皆さん知っておられる話かもしれません。)
ココからは一部の方のみ知っているお話の始まりです。
昔は、
薬九層倍(くすりくそうばい=薬の製造原価は販売価格10分の1の意味。)なんて言われてましたよね。
この「薬価差」なんですが、
一昔前は50%引きなんて当たり前で、
もっと昔(昭和40年代)なら、
100錠買うと1000錠サービスなんてびっくりする話が実際に有ったし、
昭和60年代までは、
100錠買ってもらったら、サンプル薬品を大量に添付したりして無茶苦茶やってました。
買う側には最高に良い時代でしたね。
昔は調剤薬局は殆ど無かったので、
こう言う恩恵を受けられたのは病院や医院なんですが、
儲かって仕方が無かったハズです。
昔のお医者さんは、
お金の無い患者さんはタダで診てあげたとかって聞きますが、
そうできたのは、こう言う理由からなんですな。
で、今の薬価差は、
なんと!
平均10%以下です。
なんや!1割も儲けてるやん!と思うかも知れませんが、
それに消費税がかかるのに、その消費税分は請求できないので、
平均5%以下になります。
涙がちょちょ切れまっせ~。
例えば、
ある患者さんに10錠しか使わなくても、
問屋さんからの購入は最低でも100錠なので→90錠残ります。
この90錠の期限が切れてしまったら、
この10錠使った患者さんの為に赤字です。
思い出してください。
病院から離れた調剤薬局に処方箋を持っていった時に、
「在庫が無いのでお待ちいただく事になります」って言われた事ないですか?
その理由は、
医薬品問屋から100錠買わずに、
近くの薬局に要る分だけ小分けで売ってもらったりするからなのかもしれません。
ま~そんな話は置いといて、
5%はちょっと厳しすぎると思うのです。
通常の商取引に於いて、
国が(厚生労働省)値引率に関与するなんてどうかなと思いますけど、
薬は特別なんでしょうね。
そう言えば最近、
皆さんの近くに有る古い病院や医院が、急に院外処方に変わりませんでした?
薬価差が無くなったらから院外に出しただけなんですけどね。
と言うことで、
昔はホントに良かったハズです。と言うお話でした。
ご協力お願いします~。
今日の記事は、
日本医師会に見つかりませんよ~に。