父がいる朝 | 今を生きる
父がいる朝、
お気に入りの木のお皿を並べる
「オシャレじゃないか」と父
「たまにはね…」と私
息子もミキサー食で…
「とろとろっに熟れた柿だから
「ぼくぁ〜こう言うのが
好きなんだ」と父
朝のお祈り
ヘルパーさんの朝のケアが
始まるころ
父は母のことが心配だからと
早々に帰り支度を始める
マンションのエレベーターの前で
父と分かれ戻ってきたら
涙が止まらなくなってしまう
ヘルパーさんが心配して
「今から追いかけて
駅まで送ってきましょうか?」と
言ってくれた
優しいお気持ちに
私がしっかりしなくちゃと
気持ちを立て直す
本当は新幹線に乗る所までは
見送って行きたかったなぁ
本当に何も…
なんにも出来なくて…

