
前作の映像がとっても綺麗で、未だに印象に残っているので行ってきました(*^^*)
めっっっちゃ良かったです!!!
映像も、音楽もどっぷり浸かれる世界観なのですが、何よりストーリーが素晴らしかった✨
開始から少し遅れて行ったため、あらかじめ鑑賞者全員に配布されるリーフレットを読むことが出来なかったのですが。
見所ポイントを知らずに観ても「そうそう!ここで琴線に触れの!」ってなるので、ちゃーんと監督の意図が伝わる作品です。
以下、内容触れますので、先に観たい方は楽しんでから見てください(*^^*)
ほんとお勧めですよ!
日本語タイトルの副題に「時間の旅」、敵の名前が時の具現「タイム」とあるだけに、時間に関する何かがテーマなのは想像できますが。
それ以上にパートナーシップの在り方をとても考えさせられました。
大人になったアリスは、自分らしく生きることに対しての理不尽な会社の仕打ちと母の言葉に傷付き「私って誰?」と存在価値をなくしかけます。
社会と自分、家族と自分、そして、自分と自分。
自分の心に背いてまで「賢い」振る舞い方をすることが「大人」になるならば、まさにアリスは「少女」と「大人」の分岐点に立たされたのです。
ワンダーランド(不思議の国)の住人に導かれるように、今回は「鏡」からワンダーランドに入ります。
原作「不思議の国のアリス」の続編が「鏡の国のアリス(Through the Looking-Glass)」なので、ちゃーんと原則に則しているのですが。
リーフレットにある監督の言葉を考えると、単なるナンバリング以上に、自分の心に再度向き合うモチーフとしての「鏡」であることを強く感じます。
ワンダーランドでアリスは、マッドハッターに生き別れた家族を探して欲しいと頼まれます。
「あなたを信じたいわ。でも、あなたは病気なの」
アリスだけは嘘をついていないと分かってくれる。と信じていただけに、マッドハッターは絶望して引きこもります。
信じたいは、信じられない裏返し。
後半、アリスは事実を知り、死の際にあるマッドハッターを目の当たりにして強く後悔します。
「あの時、あなたを信じればよかった」
過去は変えられない。
でも、そこから学べることはある。
劇中で何度も繰り返されたテーマです。
一番印象に残ったのは、白の女王ミラーナと赤の女王イラスベスです。
幼い頃についたミラーナの小さな嘘が成長してもなお二人を縛り続け、イラスベスはミラーナと共に過去へ戻ります。
幼い二人が母親に叱られているまさにその時を、ミラーナに見せつけたイラスベスは非情な女王ではなく、幼い時から何も変わらない目でミラーナに訴えます。
「知らない」。ミラーナは同じ嘘を繰り返し、激昂したイラスベスは禁忌を犯してしまいます。
なぜミラーナは「知らない」と言ったのでしょう。
幼い自分が言えなかった「ごめんなさい」を成長した自分がもし言えていたら、世界を壊すことなどなかったのです。
観ている時は単純に、自分に非があると分かっているからこそ、ジッと見られていることが断罪されているようで怖くて、嘘を重ねてしまったんだろうな。と思っていたのですが。
「今」を生きているからこそ、過去の自分に代わって謝るのではなく、「今」の私が謝るべきだと思ったんじゃないかな。と感想をシェアされました。
確かに、「過去に学び今を生きる」作品全体のテーマを考えると、その方が合点がいきます。
ラスト、アリスによって再び時を刻んだワンダーランドで、ミラーナはイラスベスに謝罪します。
「その言葉が聞きたかったの…」
「どうせ私は誰にも愛されないんだわ」
たった一人の妹に、たった一つの過ちを認められただけで、子どもがそのまま大きくなっただけの暴君から、傷が癒された一人の女性に変容しました。
ミラーナとイラスベス、どちらもおとぎ話の世界で大きくなってしまっただけの二人。
おとぎ話の世界はワンダーランド、私たちの心そのものです。
素の感情を蔑ろにして置き去りにしたままにすると、いつか自分の世界そのものを錆び付かせてしまう。
アリスは、鏡の向こうを覗き込む=自分と向き合うことによって、今を生きるための知恵を学んだのです。
今作の映画で素晴らしかったのは、教訓めいた内容だったにも関わらず、全く押し付けがましさを感じられなかったところ。
美しい映像と音楽、完成された世界観、住人そのもので人間のにおいを感じさせない演技…そして、目には見えないけれども、一人一人が必ず持っている質を鮮明に映し出したからこそ、こんなにも琴線に触れるのでしょう。
ミラーナは見た目が11っぽいなぁと思っていたら、 Mirana=29=11で、まさに!でした(*^^*)
4 9 5 =18 =9
Mirana =29 =11
9 1 1=11
イラスベスはというと、Iracebeth=44!
中に向かうエネルギーは20→2なので、ミラーナと同じ繊細な質を持ってるんですね。
9 3 2 28=24
Iracebeth =44
9 1 5 5 =20
ちなみに、アリスは…
3 3 =6
Alice =21 =12=3
1 9 5=15 =6
自らの信念に対してエネルギッシュに行動する愛されキャラ。
アリスは、アリスの表明をしてるからこそ、アリスなんですね(*^^*)
