日経電子版で紹介されていたこちらの本。


堀口智之氏「明日の会議ですぐ効く 伝わる数字の使い方」 





数字の見せ方でインパクトが変わる


出来事を「分布」で捉える


数字を意識して成長する方法


など、数字がニガテな私にもわかりやすくて役に立つ話が盛りだくさんでした。




誰かの発する情報は、すべて「思い」と共に発信されます。


個人でも企業でも、SNS等の発達で、たった1人の思いが何倍にもなって伝わる世の中になったと感じています。



一方で、一種の危機感も同時に抱いています。


事実ではなく、意見や思いばかりが増幅され、様々な解釈をされてしまってはいないだろうか、と。


我々は、事実をもっと"量"で捉えることが必要です。


困っているのは10人なのか、1000人なのか、それとも10万人なのか。


その人たちに対してどのような解決策を提案し、どのようなサービスを保証するのか。


その結果、何がどのくらい解決されるのか、ということを、数字をもとに考えなければなりません。

(本文より)



女性の話は論理的じゃないとよく言われますが、私自身割と感情を優先してしまうところがあります。


でも仕事においては、「めっちゃ増えてます」ではなく、「30%増加しました」と伝えることで、信用される発言になります。




数字の使い方でおもしろいなと思ったのが、「平均値」についてのお話。


この本の中では1世帯当たりの年間所得金額のグラフが紹介されていました。


平均値は約560万円ですが、100万円未満もいれば1億円もいるので、グラフの真ん中あたりとはずれてしまっています。


こんなときは、大きな順から並べてちょうど真ん中の値である「中央値」のほうが、納得しやすい数字になるということです。



たとえば「一世帯当たりの平均貯蓄額」って、総務省の調査では1752万円だそうです。


みんなそんなに貯金してるの?と突っ込みたくなる数字ですが、この「平均値」と「中央値」の考え方を知っていると、バイアスのかかった判断にはなりません。



数字に振り回されるのではなく、数字の意味を理解した上で、かしこく使いこなせたらいいなと思いました。






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