■音に救われた日々
この世に生を受けた奇跡も、
歩んできた人生も、この先の人生も、
全ては光に照らされている...
そんな想いを込めて、
大切に綴っています

《前回の記事》
(1話はあえて旧タイトルのままです)
◆音と光と精霊と。
小学生の頃、毎週水曜日は習い事の日でした。
楽しみだけど楽しみじゃないような、
とても複雑な感情...
5歳から習い始めたエレクトーン。
正確には、2歳下の妹と一緒に、
歌から習い始めました。
エレクトーンを習わせることが
母の夢だったからです。
『お母さんが喜んでくれる』
そう思ったことを今でも
ハッキリ覚えています。
小さな小さな我が家には、
母の嫁入り道具のエレクトーンがありました。
仕事に忙しい母が、エレクトーンに
触れることはほとんどありませんでした。
古い古いエレクトーン...
勝手に音が鳴り出す、不思議なエレクトーン。
桜の木やたくさんの花が見える窓際に置いてあり、どうやら1人の精霊が、『音』に寄ってきてイタズラをしているようでした。
なぜ精霊に気付いたと思いますか?
それは、飼っていたミケ猫(今の守護猫)が、
しっぽにおもいっきりイタズラされて
怒っているのがはっきり見えたから!!(笑)
淡いピンクのキラキラ輝く羽を動かす、
とても小さな可愛い精霊でした。
エレクトーンを弾くと、いつも
ミケと精霊がそばに寄ってきてくれました。
『お母さんの夢は、娘と一緒にエレクトーンを弾くことだったんだよ♪』
母の嬉しそうな言葉が、
不器用で物覚えの悪い私の脳裏に焼き付いた。
(お母さんが喜んでくれるから頑張ろう!)
自分の意思というよりは、
自分が頑張ることで誰かが喜んでくれる
エレクトーンを頑張れた理由は、
母の笑顔とミケや精霊の存在でした。
この時の『誰かのために』という感情が、
良くも悪くも後の自分に大きな影響を
与えていくなんて、
考えるよしもありませんでした....
〜つづく〜
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