皆さま、こんにちは!

昨年3月、鳥取県八頭郡智頭町の中心地にある

因美線・智頭(ちず)駅に行ってきました。
g01310/因美線・智頭駅

智頭駅は大正12年に開業した駅でして、

平成6年に開通した第三セクター・智頭急行の本社最寄り駅でもあります。

智頭急行と聞いて頭に浮かぶのは、

特急「スーパーはくと」の運用に就く特急用車両のHOT7000系。
f1206d/因美線・用瀬駅

何となく、車両の斬新なデザインさから

智頭駅の駅舎ははさぞ近代的なんだろうとイメージしてましたら、

意外や意外、古風な木造駅舎を持つ駅だったようですね。
g01311/因美線・智頭駅

駅舎は大正12年の開業当時から使用されているもので、雪国らしく密閉式。

駅の向かいには智頭町の観光案内所がありますけど、

そこに行かなくてもわかるってぐらい

たくさんの観光案内ポスターが貼られてましたよ。
g01312/因美線・智頭駅

g01313/因美線・智頭駅

ちなみに智頭町は「杉の街」らしい。

待合室には杉の木を利用した木工品が飾られてました。
g01314/因美線・智頭駅

なぜ智頭町が「杉の街」だとわかったかって?

だって電話ボックスに書かれていたんですもん。
g01315/因美線・智頭駅

智頭町は江戸時代に参勤交替で栄えた宿場町だそうで、

当時の木造家屋が数多く残っているんだそうです。

因美線内に木造駅舎が残る無人駅が数多くあるのも、

林業が盛んな地域故の建物の造りの良さが、その理由なんでしょうね。

智頭駅は相対式+島式ホームの複合2面3線構造です。
g01316/因美線・智頭駅


g01317/因美線・智頭駅

昭和56年に跨線橋が設置された以外は、

開業当時から大きな改修工事は受けていないようで。

こちらは昭和51年に撮影された智頭駅周辺の航空写真ですけど、

駅南側(画像下側)に、今はなき貨物荷役ホームが写る以外は

大きな変化は見られなさそうですな。
g0131e/因美線・智頭駅

それでは、かつて存在した貨物の荷役ホームは

現在はどのような姿に変化したかというと…
g0131b/因美線・智頭駅

先にも書きました通り、陰陽連絡路線のひとつである

バイパス線の智頭急行智頭線が平成6年に開通しまして、

頭端式の発着ホームがこの場所に設けられたのですよ。

貨物列車廃止後にホーム放置→消滅のパターンは数多くありますが、

旅客ホームに昇格するケースは稀でしょう。


ちなみに、今までさんざん写真を挙げてきたのはJR側の智頭駅。

智頭急行の智頭駅は別棟でして、

こちらは近代的な鉄筋造りの立派な建物でした、申し訳ない。
g01319/因美線・智頭駅


g0131a/因美線・智頭駅

智頭急行の智頭駅のことは、智頭線を利用した時に書きたいと思います。

なんたって自分、この日は青春18きっぷで移動してましたので。
g0131c/因美線・智頭駅

最後に智頭急行智頭線のこと。

昨年まで第三セクター線でトップ収益を誇っていた北越急行が

北陸新幹線の開通を受けて赤字に転落したことから、

収益率ナンバーワンの座に着いたそうです。

智頭線は昭和41年に着工を開始したものの、

見込輸送密度が低いことから昭和55年に工事を凍結、

第三セクターの手によって、

工事着工から28年後の平成6年に開通した経緯があります。

こちらは昭和51年に撮影された智頭駅周辺の、

智頭線の建設工事中のの写真です。

まさかこの後、全線開通まで18年を要すとは思いもしなかったでしょうね。
g0131f/因美線・智頭駅

なお、智頭線は極めて高規格な仕様で造られたために、

将来は特急列車の時速160キロ運転も可能だとか。

大正時代の木造駅舎に滑りこむ高速特急の姿…

想像するだけで萌えてきますな。



訪問駅リスト(JR線)

因美線


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