皆さま、こんにちは!

 

最近は駅便(駅の便所)マニアを自負するようになった自分ですが、

そんな自分を唸らせた駅が因美線内にありました。

今日はこちらの駅をいっちゃいます。
f09180/因美線・因幡社駅

因美線・因幡社(いなばやしろ)駅です!

大正12年の因美線開通とともに開業した駅でした。

開業当時から残る木造駅舎が堪らなくいい感じっすね。

 

因幡社駅は昭和45年に無人駅化されまして、

事務スペースには現在、理髪店さんが入居されてました。

駅舎右側に出札窓口が残っているように見えますけど…

f09181/因美線・因幡社駅

f09182/因美線・因幡社駅

 

よく見ると、理髪店さんの”営業中”の看板が!

f09184/因美線・因幡社駅
f09183/因美線・因幡社駅

賑やかそうで入店したくなりそうな店内でしたが、

この日、理髪店さんが入居した駅に立ち寄ったのは

若桜鉄道の安部駅丹比駅 に次いで3軒目です。

自分、理髪店をハシゴするほど毛は生えてませんので

今回は遠慮しときました。

ちなみにこちらの理髪店さん、

因幡社駅が無人駅になった翌年の昭和46年から営業を続けているらしい。

間もなく創業50週年…その時は記念に髪を切り行こっと!

 

現在は単式ホームが1本だけの因幡社駅ですが、

かつては相対式ホーム2面2線構造で列車の交換も行われていたようです。

構内には廃ホームが現在も残ってましたよ。f09186/因美線・因幡社駅

f09187/因美線・因幡社駅

 

有人駅時代には因幡社駅からの貨物輸送も盛んだったようです。

出荷品の多くは地産の木材だったとか。

草むらのこの中に荷役ホームが埋もれているはず…f09189/因美線・因幡社駅

さてさて、冒頭に書きました例アレがこちらでしたの。
f0918b/因美線・因幡社駅

史上最強の癒やしスポットです(いろんな意味で)

もとい、因幡社駅の便所でした。

 

この便所、何がすごいって

見て下さいよ、柱に貼り付けられた建物財産標を。f0918e/因美線・因幡社駅

大正12年6月5日…

築92年目を経過した便所なのです!

大正時代に建てられた駅舎が残っている事例は多いですけど、

便所はなかなか見れないと思いますよ。

 

ウエスタンハウス風のこの扉をくぐると、そこはもう大正時代そのもの!f0918c/因美線・因幡社駅

 

それでは心して見て下さいよ。

こちらが大正時代に作られた便所でした!f0918d/因美線・因幡社駅

聞こえます聞こえます…皆さまが拍手喝采されている音が。

ドラえもんが誕生する2112年を待たなくても、

因幡社駅では気軽に92年前にタイムスリップ出来ちゃうのですよ。

他所では見ることが出来なくなった木床とか、

思わず頬ずりしたくなりますよね。

 

ここにある感動アイテムは、これだけじゃないんだな。

f0918f/因美線・因幡社駅

何をどのように使っていいかわからない日曜大工的な木棚とか。

 

この注意書きに全米が泣いた(と思う)。f0918g/因美線・因幡社駅

 

消毒液の瓶すらもここにあると、

中島先生に鑑定して欲しいレベルの

いい仕事をしている逸品になるから不思議です。f0918h/因美線・因幡社駅

重ねて言いますけど、

大正時代から残されている便所は本当に貴重だと思います。

今まで1,500近くの駅の便所を見て回りましたけど、

大正時代の建物財産標が残されているのはここが唯一でしたから。

 

そんなレトロな便所の前を

ウナギのような特急列車が通過するとかって…

因幡社駅はギャップ萌えな要素も満載!f0918a/因美線・因幡社駅

駅ファンでしたら感動で涙すること間違いなしな因幡社駅でした。

いやいや、駅便ファンだったら…の話か。

ところで日本中に、こんなニッチなファン層はどれだけいるのだろう?


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