おとうさんが

認知症で、「ぱっかーん」してからというもの

 

いろいろと私なりに、感じてきている。

 

 

私の中学時代は

 

周りの大人みたいになるくらいなら、死のう。

 

と結構、真面目に思い詰めて

死ぬ事ばかり考えてた。。

 

その頃の日記には

 

「死 んでやる〜〜〜!!!」 だの 

「みんな死 ね〜〜〜〜!!!」だの

 

 

リアル デスノート(笑)

 

毎日、書き殴る中学女子。

客観視すれば怖いわあ。。。

 

 

大人の嘘が透けて見えて

おとうさんにも心底失望してた。

 

今、自分が大人になるとよく解る。

 

あの時の

おとうさんの言葉。

 

 

 

「みんなと同じにしたら間違えないんだ!

 お前の意見は関係無い。」

 

 

 

そんな社会に生きてるから

無理矢理自分に言い聞かせて

子供にも言いたくなるよね。

 

 

反発してたくせに

私も大人になっていくと

社会で上手に生きるには

 

 

 

「私のままじゃダメ。

私はいつでもどこか間違ってる。。。。」

 

 

 

そんな不安がいつもあった。

 

私らしさとかけ離れた世界に住んで

やっと気づいていった。

 

 

 

「みんなと同じようにしようとしたら間違える

 私の意見は、私にとって一番大切」

 

 

 

子供の時の失望感は

私のタマシイの叫び。

 

あの頃の葛藤は

ムダなんかじゃなかったよ!

 

アンタ、うっかり死なずにいてくれてありがとね!!!

 

 

 

過去は、変えられる。

たぶん。。

私の過去は、変わったから。

 

 

 

そうして。。。

 

自分を生きる と決心すれば

友人を介して不思議なご縁が繋がり

私を表現する場も与えてもらえました。

 

ちょっと変わった絵ですが笑 

 

お近くの方は是非お越し下さい。

Sala サラ という名前で絵を描いています。(*^▽^*)

 


おとうさんは、20代から油絵を描いていた。

 

勤め人でありながらも、画家になる夢は捨てきれず

 

趣味として描き続け、どこかの美術協会の会員になったり、

コンクールに応募して入選したり、

小さな画廊で個展もやっていた。

 

おとうさんの絵はとっても、クソ真面目生真面目な、きっちりとした絵。

 

地元の似たような風景画を、ずっとずっとずっと描き続けた。

この絵は以前のままの雰囲気。

 

 

 

 

港や海辺の寂れた風景画とか。

以前は、もっと空も暗く描いていた。(発症後、調子良くなって明るく描き加えた)

 

 

 

 

教会の絵は、発症してからこの数年よく描く。

といっても、前の絵に描き加える事が多いけれど。

 

薄暗い風景から、明るさを付け加えていた。

明るい雲や、光も、今までは絶対に無いこと! 最初に見た時は、泣けてきた。。

 

 

 

そうして

なぜか鳥を描き込み始める。。今まで、生物が画面に入ることはあまり無く。

まして、鳥なんて見た事も無かった。

 

 

不吉。。。。

確実に、この教会では悪魔払いが行われていそうな。。滝汗

(この頃は、調子悪い時の絵。)

 

 

 

20代、30代、40代、50代、60代、。。

この似たような同じ風景の中に、おとうさんは何を見てたのかな。

 

72才で認知症になってからは、いろんなものの、余計なフタが取れたのだと思う。

「ぱっかーーーーーーーん!」

したんじゃないかと思う。。。

 

まあ、「ぱっかん」してしばらくの間は、抑えていたパンドラの箱が空いてカオスだった。

 

 

そういえば自分で

「おとうさん、次元が変わったみたい」って、言ってた(笑)

 

人は一緒にいながらも、それぞれの生きる世界が違っているって

 

ほんと最近ますます思う。

 

 

波はありながらも、調子もよくなってきてからは、絶好調の日もある様子で。

 

いよいよ、突き抜けてきたようーー。。。ニヤニヤ

 

 

紙に鳥の絵を描いて、油絵に貼付けたのもびっくりだったけど、

 

アルミホイルを月に見立てて貼付けたり、

 

私が好きでよく描く「円いマーク」を

自分の絵の中に、コラボしているのを見たのには、おったまげた!笑!!!ポーン

 

 

 

 

 

 

 

なんか、十字架からビームがでとるって!笑!!

 

 

 

かわいい、素敵な教会!

前の、悪魔払いの教会の影は無し。。

 

 

 

認知症は辛い、暗い、可哀想、大変、、、

そんなメガネで見ていたら、ずっと見ることはない、

面白くて、豊かな世界が、ここにある。

 

 

 

 

 

 

 

 

私の名前が横に書いてあったけど。。

 

誰!?ーーー!!ポーンポーンポーン

 

 

爽やかな朝、通勤時間の八時頃。

おとうさん、窓をばーんと開け放ち、通りに向かって大声で。。。

殺されるーー助けてくださいーー
虐待ですーー!

・・・はぁぁ~~~?????( ̄▽ ̄;)

おとうさんは、波はありながらも普段は別段普通に過ごしているけれど、毎年、春や秋になると調子悪く、今年も少し落ち着かない。
今朝はかなりの興奮状態になり、なぜかデイサービスの日じゃないのに、
デイに行く!!と早朝五時から大騒ぎする。とにかく力があるもんだから、私に殴りかかってきたくらいで、こちらの方が
たすけてくださーーーい
ですよ!!!

とにかく大声で叫んでいるのを阻止しようと、何とか力ずくでおとうさんを引っ張り、窓を閉めて部屋に戻す。。
ふう。。何なのよっ?!

と、
ここで、自分が鬼のような顔をしているのに気づいた!( ̄□ ̄;)!!
そこだけ他人から見たら、ますますおとうさんを本当に虐待しているかのようになっとるやん!!
 
誤解ですーーーーー
と外に叫びたい気持になった。
例え言ったとしても (それも変だけど) ますます怪しさ満載やしなーー。
しょうがないわ。。はあ(-_-;)

その3日後。
警察から電話がかかってきた!!!
ついつい慌てて、違いますっっ!!
と言おうとしたら、よく聞くと別件だったから心底ほっとした。

。。というか。。
後日知ったけど
その電話は新種の詐偽の電話らしく、警察官を名乗りお金を騙しとる詐偽が流行っていると聞いた。

虐待ーーー!とおとうさんが叫んでいたのを、
どこか私の心にひっかかって気にしていたみたいで、こんな変な電話まで引き寄せちゃったよ。。。

他人の目を気にしてる、ビビりな私の心。

よーーーく考えたら

他人から虐待だと言われようが、知らんぞ。
事実と違うんだし。
すぐ近所は知ってることだし。
数々のおとうさんの奇行を晒し、、もう今さら近所の目は気にしてない。

ん?
誰の目を気にしてる?
世間 という、誰かさん。
特定できない、誰かさん。
もやもやっとしてる、影響力がありそうな誰かさん?

誰や?
出てこいやっっ!!!
と、叫んだところで誰も出てきやしない。

だって、いないんだから。。

結局、そんな誰でもない、誰かさんの目に、怯えてる。
つまんなーーい!

世間の目
社会
常識

とか、実はあやふやな、いつでもひっくり返る可能性があるような、
もやもやっとした実態の無いもの。

生活の中のほんの些細な事の中に忍び寄る。
無意識に気づかないまま、怯えて縮こまってた。
子供の頃から、おとうさんが世間の目を気にして生きる姿を見て反発してきたのに、いつの間にか自分自身で囚われ、私の動きを小さく苦しくさせてたなー。

もういい加減、そんなモノに無駄なエネルギー使うのは、
やーめたーーー(-_-)/~~~

母は、近所から虐待家族って言われてるやろーね、はははーーーと笑っていた。 

さ す が~。。(゜ロ゜)